BMWの4シリーズ(クーペ G22/カブリオレ G23/グランクーペ G26/i4)が発売されてから、もうまもなくLCI(マイナーチェンジ)の時期を迎えることになります。
恐らくは一度にLCIを迎えるのではなく発売順に順次LCIモデルに移行すると思われますが、基本的には同じ仕様の変更になりますので、一番最初であると思われるBMW 4シリーズクーペ G22のLCIが発売されれば、その後は全て同じ外見に変更されることになります。
2024年LCIモデルのBMW 4シリーズの主な変更点
BMWは現在、厳格な夏のテストを実施しており、今後のモデルに重点を置いています。
BMW M3フェイスリフトとi4フェイスリフトは既に目撃されており、今度は待望の2024年型BMW 4シリーズの一部がミュンヘンでスパイショットされました。
2024年のリリースに向けて計画されているデザインのアップデートの一部と思われます。
BMWはi4フェイスリフトと同様に、2024 BMW 4シリーズに軽微なデザインのアップデートを行います。
最も重要なフロントの変更は、BMW i5や新しい5シリーズに似た新しいヘッドライトの採用です。
4シリーズでレーザーライトが好きなら、今すぐ注文してください。
なぜなら、フェイスリフトモデルには含まれないからです。
しかし、情報筋によると、一部の4シリーズモデルにはレーザーテールライトが存続するとの情報もあります。
また、予想通りキドニーグリルのサイズは変わらず、M440iやi5 M50などのM Performanceモデルには独自のメッシュデザインが施されます。
さらに、Mスポーツパッケージもデザインを若干変更して新鮮で魅力的なデザインを維持します。
2024年BMW 4シリーズ LCIモデルに搭載される新しいiDrive 8.5
BMWは持続可能性への取り組みの一環として、2024 BMW 4シリーズとi4モデルのシート、ダッシュボード、トリムに新しいエコフレンドリーな素材を統合すると予想されています。
これにより今後発売されるBMWのラインナップから本革シートの設定が無くなる、または少なくなるなどの変化がある可能性が高いです。
フェイスリフトされた4シリーズは、大きなカーブしたディスプレイを保持しますが、iDrive 8.5で駆動される新しいインフォテインメントシステムを採用します。
この新しいインフォテインメントシステムは、実際には4シリーズラインアップのフェイスリフトよりも前に導入されます。
BMWは過去にもLCIやフルモデルチェンジのタイミングの合わせること無くiDriveの仕様を変更することは昔から行われています。
これはiDriveだけではなくエンジンの型式もモデルチェンジやLCIではないタイミングで行われるように、最新のものを最速で投入するというBMWの思想の現れだと思います。
また、ミネラルレッドなどの新しいカラーオプションも登場することを予想しています。
個人的にはBMWの赤はイモラレッドが好きなんですが、最近は設定されないので残念です。
2024年BMW 4シリーズのエンジンラインナップが刷新される
一部の市場では新しいエンジンのアップデートが提供されます。
最上位モデルは引き続き2024 BMW M440i(クーペ、グランクーペ、コンバーチブル)で、約382馬力を発揮します。
2024 BMW 430iは引き続き255馬力を提供します。
米国市場にはディーゼルは導入されませんが、もちろんヨーロッパ市場は人気のあるパワートレインに依存し続けるでしょう。
BMW 4シリーズのフェイスリフトは、次期4シリーズが発売されると思われる2028年まで引き継ぎ生産されます。
現行世代のG22/G23/G26 4シリーズは、ガソリン、ディーゼル、およびプラグインハイブリッドの組み合わせで、その種の最後となるでしょう。
2028年に発売されると思われる次期型の4シリーズはすべてBEV(電気自動車)になる可能性が高いと言われていますが、まだ状況がどのように変化するかは誰にも分かりません。
【引用・参照元】