発売後2年程度しか経過していないBMW X6 G06ですが、既にLCI(マイナーチェンジ)の開発がスタートしている?
BMW X6 G06とは?
BMW X6は大型SUVにクーペの要素を取り入れた初めての車です。
X5とは兄弟車の関係ですが後部にクーペスタイルのルーフデザインを取り入れることでパーソナル性やスポーティーさを演出するモデルです。
現行型のX6 G06はX6としては三代目にあたるモデルであり、現在日本ではディーゼルモデルの35dとガソリンモデルのM50iが販売されています。
個人的には次期愛車候補の1台に考えていますが、私が一番気に入っている部分がクーペスタルのスタイリングです。
現在のBMWのラインアップの中で一番クーペらしいクーペのボディラインをしているのがX6だと思います。
私はあまりSUVには興味がないのですが、唯一そのスタイリングに惚れ込んでいるのがX6です。
ただし、日本では35dという3000cc6気筒ディーゼルターボエンジン仕様しか設定がないので、できれば35i?という3000cc6気筒ターボエンジン仕様が設定されるとうれしいです。
4400ccV型8気筒エンジンのM50iは価格も一気にアップしますし、V型8気筒の信頼性やリセールバリューなどを考えるとちょっと手が出しにくい車でもあります。
発売後たった2年程度でLCI(マイナーチェンジ)?
今回発見されたBMW X6 G06のLCIモデルらしき車両ですが、写真を見るとヘッドライトデザインに少し不自然さを感じます。
全く偽装されていない点も気になりますが、恐らくはこのヘッドライトはダミーである可能性が高いです。
またフロントに設置されていたフォグランプが取り除かれているのも目新しい部分です。
フロントの大型ダクト丈夫に本来はフォグランプが設置されていますが、この写真ではフォグランプの設置部分にフレームが残っていますが、フォグランプ部分にはランプは存在しません。
近年のBMWはヘッドライト技術向上のため、フォグランプの装備を廃止する傾向がありますので、今回のLCIでフォグランプが取り除かれていても不思議ではありません。
後部に関しては現行型との大きな違いは感じられないので、外見的な変更はフロント部分のみになると思われます。
今回発見された車両がX6のLCIモデルである可能性もありますが、もし仮にフォグランプだけが取り除かれる仕様変更の場合は、LCIとは言わない可能性があります。
こちらの記事のようにX2 F39も先日フォグランプが取り除かれているモデルが販売されていますが、こちらはLCIという発表は行われずに発売が継続されています。
よって今回発見されたX6の車両もフォグランプのみが取り除かれて継続販売される車両なのかもしれません。
インテリアのデザインは大きく変更されている
しかし、車内に目を転じるとそこには大きな変化があることに気づきます。
スピードメーターとセンターモニターが大型の2つのモニターに変更されていることが分かります。
これは先日BMWから発表された次世代のiDrive8.0バージョンに使用されているモニターであることが、こちらの記事の写真と比較すれば分かると思います。
この新しいiDrive8.0は近日発表されるi4から設置されると思われていましたので、早くもi4以降に改良されるモデル全てにiDrive8.0が採用されることを意味しているのかもしれません。
また本来ATのシフトレバーがあるところにシフトレバーが存在しない部分も新しい部分です。
ステアリング部分にはパドルシフトが設置されていることから、ひょっとすると今まで取り付けられていたATのシフトレバーが今後は廃止?または小さくなることも予想されます。
ATのシフトレバーはシフトレバーではなく単なるスイッチ(P→DへまたはR)となり、変速に関してはパドルシフトを活用するような仕様に変更されるのかしれません。
今回発見されたX6には不思議な部分が複数ありますので、これがLCIなのか?単なる開発車両なのかは今後に展開を待つしか無さそうです。
【引用・参照元】
https://www.motor1.com/news/488580/bmw-x6-facelift-spied/