BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW X6 35d M sportに試乗~6気筒ディーゼルエンジンは最高ひょんなことからBMW X6 35d M sportに試乗することが出来ました。

BMW X6はとってもカッコいいと思う

次期愛車候補からM3セダン G80を除外してM5 VS アルピナB3の一騎打ち?

こちらの記事でも書きましたが、現在次の愛車候補の選定をしています。

基本的にはM5 コンペティション、アルピナ B3 G20と540i G30の三択で悩んでいる訳ですが、ダークホース的な位置づけでX6 35dも横目で見ている状況です。

デザインだけならX6に完全に一目惚れなんですが、SUVっていう車を所有したことがないのと、ディーゼルエンジンって言うのが気持ち的にネックに思っています。

また2mを超える全幅も日常的な使い勝手を考えると不便になると思っているので、イマイチ購入する候補に加えることが出来ない状況が続いています。

元々私はクーペ好きなので本当はM5や540i、B3というセダン系の車にはそれほど興味がないのですが、4シリーズグランクーペの発売はまだまだ先の話ですし、8シリーズグランクーペは隣の人が既に乗っているので4ドアという前提条件を考えるとセダン系を選ばざるを得ない状況です。

しかし、X6に関しては本当の意味でクーペではありませんが、クーペ風のハッチバックスタイルがとてもカッコよく、発売当初から一目惚れしているのでずっとイイなあと思っていました。

しかし、SUVということやディーゼルエンジンということで候補から除外していたんですが、カッコいいことは間違いが無いですね。

BMW5シリーズの下見に行ったハズがX6 35dの試乗へ

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW X6 35d M sportに試乗~6気筒ディーゼルエンジンは最高先日ディーラーへG30型5シリーズ LCIモデルの下見をするためにディーラーへ向かいました。

幸いにして担当の営業さんの時間が空いていたので、新しい5シリーズについて色々お伺いしていました。

その際に次期愛車候補の話になり、M5やアルピナB3、そして540などを検討しているという話をさせていただきました。

まあ、M5やアルピナなどはディーラーには展示されていないので別の車を眺めながら話をしていた訳ですが、たまたま展示されていたX6を見た時に・・・

  • ディーゼルエンジンが嫌だから
  • SUVは乗ったことがないから

などX6を買わない理由を並べていた所、それでは一度乗ってみますか!っていう話になってあっという間に車が用意されてしまいました(汗)

急な話だったことと、ちょっとうれしかったので写真を撮るのを完全に忘れてしまいましたが、初めて大型のSUVであるX6、それも6気筒ディーゼルエンジンを運転する機会に恵まれた訳です。

BMW X6 35d M sportの試乗レビュー

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW X6 35d M sportに試乗~6気筒ディーゼルエンジンは最高まず運転席に座って発進した途端、強力なトルクにびっくりしてアクセルを戻してしまいました。

それぐらい3000cc6気筒ディーゼルエンジンのトルクは強大です。

2t以上もあるX6を普通の乗用車のように走らせるトルクは伊達ではありませんね。

そして運転席からはディーゼルエンジン特有の音はほぼ皆無というのも素晴らしい。

私は何度か4気筒のディーゼルエンジンは試乗などもしたことがありますが、それに比べても静かさは格段にX6の方が上ですね。

また屋外でのエンジン音を聞いても知っていればディーゼルエンジンの音だなと思いますが、知らずにエンジン音を聞いたらガソリンエンジンだと思ってしまうぐらいの静かさです。

正直4気筒の場合は屋外でエンジン音を聞けばディーゼルエンジンだと直ぐに分かりましたが、ここでも6気筒の優越さが発揮されている感じでしょうか。

ただし、X6も私が想像いていなかった意外な点もありました。

1つは優れたディーゼルエンジンですがやはりアクセルレスポンに関してはワンテンポ遅れ気味に吹き上がる印象があること、もう1つは停車時に微妙にエンジン振動がシートを伝って感じます。

4気筒ディーゼルエンジンの際には振動は気にならなかったのでちょっと意外です。

最後に1番びっくりしたのはコーナーのロール。

大型のSUVなので当たり前と言えば当たり前なんですが、カーブに侵入する際にステアリングを曲げると初期のロールが想定以上に大きく思わずステアリングを直進に戻しそうになりました。

長年スポーツカー的な車高が低い車に乗り慣れているからでしょうか?

嫁さんのX2ではまったくロールなんて気にならなかったのに。

こんな感じでX6に初めて試乗することが出来てディーゼルエンジンに対するネガティブな印象はかなり払拭されたことは非常に良かったです。

また大型のSUVという車の挙動に関して知ることが出来たのも大きな収穫でした。

今回の試乗でX6が候補1台に加わるかと言えば、やはりロールの大きさがネックなので難しいと思いますが、モヤモヤがスッキリ出来たので愛車選びが一歩進みそうな予感です。

やはり欲しい車がある時は出来る限り試乗する方が悩みが一気に解決するので、今更ながら再確認が出来た今回の試乗でした。