ついにBMW8シリーズの量産型と思われる車の画像と動画が公開されました。恐らく公開された車両はM8(F92)またはM850i(G14)と思われます。

BMW8シリーズ(G14/G15/G16)とは?

現在のBMWの基本的なグレード構成はシリーズ名の偶数がクーペ系、奇数がセダン系になっています。

よって、8シリーズはセダンである7シリーズのクーペ系のモデルに該当します。

よって、基本的なシャシー、エンジンなどは7シリーズから引き継がれたモノが使用されますが、スペック的には7シリーズよりも高く設定されると思われます。

現在8シリーズには大きく3つのモデルが開発されていると言われています。

  • 8シリーズ・クーペ(G14)
  • 8シリーズ・カブリオレ(G15)
  • 8シリーズ・グランクーペ(G16)

今回公表されたのはクーペ(G14)ですが、さらに4種類のエンジンが用意されると思われます。

  • 830i(排気量2000cc/直列4気筒ターボ)
  • 840i(排気量3000cc/直列6気筒ターボ)
  • M850i(排気量4400cc/V型8気筒ターボ)
  • M8(排気量4400cc/V型8気筒ターボ・ブーストアップ版)

BMW8シリーズは実質的には6シリーズの後継モデル

今回公表されているBMW8シリーズクーペ(G14)は実施的には現行の6シリーズ(クーペ、カブリオレ、グランクーペ)の後継になるべく開発されました。

ロング&ワイドなボディ、流れるようなボディラインは元々6シリーズが担っていたセグメントです。

初代8シリーズはフェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーに対抗するために開発されたため、BMWとしては極めて異例なボディデザインになっていました。

しかし、今回のライバルはメルセデス・ベンツSクラス、ベントレー・コンチネンタルなどの大型クーペになりますので、6シリーズよりも車格をアップさせることが必要になりました。

当然デザインだけではなく走りの面においてもメルセデス・ベンツやベントレーに負けない性能が求められるのは当然の結果です。

やはり気になるのはM8

今回公開された車両は恐らくエンジン音からV型8気筒モデルと思われます。当然大型なフロントバンパーもM8である可能性を高めています。

今回のM8はGTE耐久レースのレギュレーションに合わせたBMW M8 GTEも同時に開発されていることから、レースカーのベースモデルとして開発されていることからも、かなりのハイスペックなポテンシャルを発揮すると思われます。

ここの部分においては初代8シリーズが目指していた部分にも重なる部分であり、スペックはスーパーカー、デザインはスペシャリティという非常に注目度が高いモデルになっています。

デザイン、走り共に期待が大きい新型8シリーズの発売に期待が大きくなります。

【引用・参照元】

http://www.bmwblog.com/2018/01/24/official-photos-of-the-bmw-8-series-in-italy/