BMWがM8をベースにしたテスト車両を走らせていますが、その正体は未だに不明です。
BMW M8ベースの謎のテスト車両の続編
過去2度に渡って記事でお伝えしたM8ベースの謎のテスト車両ですが、その際には後部座席横にある窓に設置された給気口からエンジンがミッドシップに搭載されたスーパーカーの開発か?とも予想されました。
しかし、BMWが今更ミッドシップレイアウトのスーパーカーを開発する理由が見当たらないことから今後販売が予想されるM8 CSまたはM8 CSLの可能性があるのではないか?と予想されています。
現在BMW M社のラインナップの中で最強バージョンとして君臨しているのは、先日販売が開始されたM5 CS F90です。
M5 CS F90はM5コンペティションよりさらにパワーアップされた最強のMモデルであり、かつセダンのデザインながらその走りは各社のスーパーに匹敵する性能を有しています。
しかし、BMW M社の中での序列で言えばトップモデルはM8になりますので、遠くない将来にM8の高性能版であるM8 CSまたはM8 CSLが登場してもおかしくはありません。
なので、これまでに目撃されているM8ベースの謎のテスト車両は恐らくM8 CSまたはM8 CSLの可能性が高いのではないでしょうか?
M8 CS(CSL)と思われる車両の特徴
BMW M8 CSまたはCSLと思われるテスト車両の主な特徴は以下の通り。
- リアの大型スポイラー
- リアの大型なディフューザー
- 後部座席横にある給気口
- リアウインドウにある給気口?
- ブラックアウトされたテールランプ
- 大口径4本だしマフラー
- 大型のサイドステップ
- 大型のフロントリップスポイラー
- メッシュレスのキドニーグリル
などかなりの違いがあることが分かります。
これだけでもベースグレードのM8と比較しても迫力のあるデザインであることが分かります。
ここまで外見的な迫力が増していること、ブレーキキャリパーも大型なものが取り付けられているように見えるブレーキ、軽量なデザインちなっているホイールなども考慮すると、M5 CSに匹敵するまたはそれ以上のパフォーマンスを発揮し得るスペックが盛り込まれている感じがします。
BMW M8 CSまたはCSLの発売は2023年か?
BMW M社のラインナップから想像すると次に販売されると思われるのがM2 G87になると考えられます。
予定では2022年にM2 G87が販売されると思われますので、もし仮にM8 CS(CSL)が販売されるとすれば2023年以降ということになるのではないでしょうか?
現在発見されているテスト車両の造形を見るとまだまだ製品化までには時間がかかりそうなこと、特に後席周辺の給気口などの処理はテスト車両そのものという作りになっています。
これを製品化まで仕上げるには相当な時間が必要だと思われますので、もし販売されるのだとすれば2023年程度まで待つ必要があるのかもしれません。
またはM8用のMパフォーマンスパーツの開発を行う車両ということも考えられますが、発売から一定期間経過したモデルにMパフォーマンスパーツを設定するのは少し疑問を感じます。
仮にそうであったとしても、その場合はM8のLCIが行われた後に発売されるパーツということになるので、まだ姿を表していないM8のLCIモデルのテストにしては早すぎる感じもします。
度々目撃されているM8ベースの車両は何を開発しているのか?まだまだ興味は尽きない模様です。
【引用・参照元】
https://spyder7.com/article/2021/05/24/14320.html