まだLCIを迎えるはるか前にBMW 8シリーズクーペ G16の開発車両が目撃されています。その内容は。。。

ボディの後ろに偽装が施されたBMW 8シリーズクーペ G16

テストされている車両は紛れもなくBMW 8シリーズクーペ G16ですが、注目はリアウインドウです。

リアウインドウにエアダクト形状の穴が開けられているのが分かります。

このような場所にエアダクトが必要ということになると考えられる理由は1つだけ。

そこ(リアシート付近)に冷却が必要なものがある=エンジンがあるということ。

つまり、このBMW 8シリーズクーペ G16をベースに作られた開発車両は、実はBMWの新型ミッドシップスポーツのテスト車両では?という噂が聞こえています。

BMWは過去にランボルギーニやフェラーリに対抗出来るようなミッドシップスポーツの開発を望んでいると伝えられたことがありますので、ついに開発開始か?と憶測が飛んでいる状況です。

本当にリアシート付近にエンジンがあるの?

今回目撃されたミッドシップスポーツの開発車両と思われる車の後ろ姿の写真ですが、リアウインドウにも室内が見えないような黒いフィルムが貼られています。

しかし、そのフィルム間から見える景色は紛れもなく前席のシートバックのように見えます。

もしリアシート付近にエンジンが設置されているのなら、巨大なエンジンと補機類のため前席のシートバックが見える可能性はかなり低いハズ。

ランボルギーニやフェラーリ、マクラーレンのミッドシップスポーツを後方から見た時にエンジンが大きな面積を専有しているため、ほとんど前席の様子を見ることが出来ない。

なので、もしこのBMWのリアシートにエンジンが搭載されている場合は、搭載位置がかなり低い、またはエンジン自体が小型なものであると推測が出来ます。

なぜかテールランプまで偽装が行われているのも謎です。

この車両は本当にミッドシップスポーツの開発車両なのか?

この車両がどんな目的で走行テストを行っているのかは現時点では不明です。

リアウインドウにあるエアダクト風なものがあるだけで、ミッドシップスポーツの開発車両を決めつけるには時期尚早だと思います。

しかし、8シリーズクーペという大きなボディの車を使って何か新しいものを開発していることは確かです。

それがどんな物なのかは時間が経過すると共に見えてくると思いますので、それまでは我慢して待つしかありません。

ただし、BMWを初めとした自動車メーカーはコロナ騒動での業績悪化、欧州を中心にした電気自動車の波に乗り遅れないための開発に忙しいハズ。

よって、この車両もミッドシップスポーツという派手なものではなく大型の電気自動車の開発なのかもしれませんね。

【引用・参照元】

Is This BMW 8-Series Prototype Hiding A Mid-Engine Secret Or Just Trying To Fool Us?