過去に何度かスクープされているBMW M5 CS F90ですが、2021年3月に発売されると予想されています。
BMW M5 CS F90とは?
BMW Mモデルにおいて、そのトップグレードに付けられるバッチがCSになります。
昔ならE46型M3時代に登場したCSLというバッチに相当するのが現在のCSです。
F82型M4やF87型M2にはCSモデルが設定されています。
なお、F82型M4にはGTSというグレードが設定されていましたが、市場からの反響が良くなかった結果、現在はGTSというバッチを付けたモデルの販売は計画されていません。
よってBMW M社が開発する各シリーズのTOPモデルが現在はCSのバッチを付けることになります。
そしてついにM5 F90にもCSモデルが設定されようとしています。
カタログモデルのM5及びM5 コンペティションよりも馬力や装備が特別なものが設定され、M5の頂点を極めるモデルになります。
BMW M5 CS F90も限定生産
最近ではF87型M2 CSが発売されましたが、世界限定200台の販売のうち、日本に割り当てられた台数は60台でした。
恐らくM5 CSにおいても世界限定200台以下になることは確実だと思われ、その生産期間は2021年3月から2022年2月の約1年間しか生産されないと思われます。
一年かけて200台程度を生産するのは過去のCSモデルでも同様の手法が取られています。
私は過去にM4 CSを購入する予定で、発注したディーラーの2番めに納車されることが決まっていました。
しかし、最初の1台目が納車されて以降、待てども待てども納車時期すら不明のまま月日が過ぎていくのが嫌でM4 CSをキャンセルして現在のM4 コンペティションを購入したという経緯があります。
なので、もしM5 CSを発注しようと思っている方は1年ぐらい待つ気持ちで発注しないとイライラすることになりますのでご注意下さい。
BMW M5 CS F90の特別仕様の内容は?
過去のCSモデル同様に特別な仕様がM5 CSには与えられると思われます。
まず1つめは馬力です。
ECUの調整によって現行の625馬力よりは若干馬力アップが行われるのは確実です。
つぎにサスペンションですが、M5 コンペティションよりも更に引き締められたサスペンションのセッティングになるのがこれまでの例からも分かります。
こちらの物理的なサスペンションの交換というよりはコンピューターの設定の調整になるでしょう。
最後にカーボンを主としたエアロパーツの設定です。
フロントリップスポイラーやトランクスポイラーがCS専用として装備されると思われます。
またカーボンルーフに関してのより軽量な素材を使ったものに変更することで、軽量化が図られると思います。
過去のM4 CSやM2 CSでは快適装備を簡略化することでの軽量化にも熱心に取り組んできましたが、今回のM5に関してはGTカーという性質上快適装備の簡略化は必要最低限になると思われます。
なので過去のモデルのようにCS=軽量という感じにはならないと思いますが、スペシャルなM5になることは間違いないと思われます。
【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2020/11/06/bmw-m5-cs-production-2021/?fbclid=IwAR0IMI5lDAQz07I0Yd44z6mSRBG6vnEast418_D7cyd2-AMQvictFUDcX7o