シャシー機能が制限されています
私がM4を購入してからトラブルらしきものはここまで皆無でした。
約1年半程度の期間はまったく大きなトラブルなく快適に運転していたのですが、ここに来て初めてトラブルらしいエラーメッセージが表示が表示されました。
「シャシー機能が制限されています」
「慎重に走行してください。
「正規ディーラーで点検を受けてください」
ってまあまあ心配になるメッセージがモニターに表示されています。
しかし、写真がありませんがスピードメーター内の表示には
「走行には支障がありません」
というメッセージも表示されています。
とりあえず走っても良いらしいので当日はそのまま出勤しました。
実はエラーメッセージは2回目ですが・・・
実はこの「シャシー機能が制限されています。」というエラーメッセージは2日前にも表示されていました。
その際はエンジンを再始動後にエラーメッセージは消灯しましたのでセンサー関係の接触不良だろうと気にしませんでした。
それがまた点灯したこと、またエンジンを再始動してもエラーメッセージが消灯されないことから、通勤後にディーラーへ連絡して帰宅時に点検のために入庫させることにしました。
事前にエラーメッセージの写真をディーラーにメールで送っておいたのですが、ディーラーでもこのメッセージは見たことがない、ということ。
診断機にて点検しなければ詳細は不明ということでこの日は代車を借りて帰宅し、翌日にディーラーから診断結果を連絡してもらうことになりました。
まあ、どこかが故障してもメーカー保証の範囲内ですから費用面は心配しませんが、車を数日預けないといけないというのがめんどくさいのと、代車を返却、M4引き取りの手間がかかることの方がちょっと憂鬱と思いながら連絡を待ちます。
結果的にはディーラーに平謝りすることに(汗)
翌日の午前中に早速ディーラーから連絡がありました。
ディーラー「原因は分かりました。アダプティブサスペンションのエラーです」
私「それではすぐに修理できますか?
ディーラー「実はディーラーでは対応できません」
私「あっ!、それは大変失礼致しました(汗)」
なぜ私がアダプティブサスペンションのエラーと聞いて平謝りをしたかと言うと・・・
私のM4にはKW PLUG&PLAYという車高調が取り付けられているからです。
このKW PLUG & PLAYは私のM4 コンペティションに標準装備されているアダプティブサスペンションを機能させた状態で車高調整が行えるスグレモノの車高調です。
なので、アダプティブサスペンションのエラー=KW PLUG & PLAYのエラーということですからディーラーでは対応不可能です。
なので私は平謝りをすることになった、ということですね。
しかし、ディーラーさんの対応は非常に好意的でして、エンジンルームの矢印の先にある黄色い部品が原因だと教えてくれました。
黄色い部品を拡大した写真がこちらになりますが、要するにM4から電子制御するためのケーブルとKWの車高調をつなぐためのKW製の黄色いカプラーが断線しているのが原因ということ。
黄色いカプラーが断線していることでM4側からの信号が車高調に伝わらないために、今回のようなエラーメッセージが発生しているとのことでした。
当然ディーラーではKW製のカプラーは手配できまえんので、ショップにそのまま直行してKW製のカプラーを取り寄せてもらい、交換する予定です。
予定です、ということはまだ交換できていないのですがKW製のカプラー単体で日本に在庫がある理由もなくドイツから取り寄せてもらうことになると思いますから、カプラー交換のメドはたっていません。
KW製のカプラーはあくまでも取り付けの作業性を向上させるためのものなので、極端な話M4のケーブルとKWのケーブルを直結させれば良いのですが、原状復帰を前提にカスタマイズしているのでケーブル直結は避けたい。
と、言うことなのでおとなしくカプラーが届くまで我慢するしかない、ということです。
ちなみに、この記事を書いている段階ではエラーメッセージは点灯、消灯を繰り返していることから断線というより接触不良の可能性が高そうです。
大したトラブルではなかったのですが、修理完了までは時間がかかりそうです。。。