BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M4 F82 納車3年経過のオーナーレビュー(感想)私の初めてのMモデルになったこのM4も納車から3年が経過しましたので、その感想をお伝えします。

私の初めてのMモデルであるM4も既に3年

BMW M4 F82の1回目の車検費用は高いのか?

先日私のM4を1回目の車検を受けさせました。

個人的には新車で購入した車を車検に通すのは本当に久しぶりな出来事です。

これまでほぼ新車で購入した車は1回目の車検の次期に合わせて、新しい車に乗り換えてきましたから。

しかし、昨今の世相から考えてあまり高額な買い物はしづらいと思ったこと、M4自体には大きな不満が無かったことから今回はあえて車検を通してM4との4年目の付き合いを続けることになりました。

私のBMW愛車遍歴の中でも今回始めてMモデルであるM4を3年前に購入した訳ですが、初めてM4に乗り込んで運転した時の感動は今でも忘れることが出来ません。

一番驚いたことはボディ剛性の高さです。

過去のどんなBMWでもここまでのボディ剛性を感じる車はありませんでした。

車を運転している時に感じる車に包まれる感覚は今でも色褪せることなく感じることが出来ます。

このボディ剛性のおかげでサスペンションは固めながらも路面を追従する動きがしっかりと感じることができ、コーナーに侵入する際も軽くロールはするものの舵角に応じたイメージ通りのラインでコーナーを曲がることが出来ます。

もちろん、轍(わだち)などでボディがクシャッと曲がる、歪むことは皆無でありその分路面の凹凸が体にも伝わってくる(揺り返しがある)のが少し困りものですが、それもコーナリングラインを描ける理由と考えれば理解が出来る範疇です。

私が考えるMモデルと普通のBMWとの大きな違いはこのボディ剛性の違いだと言うことが今回M4を所有して一番理解できた部分になります。

BMW M4に乗ってみて良かった、悪かったこと

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M4 F82 納車3年経過のオーナーレビュー(感想)BMW M4に乗ってみて良かったことは、先にも述べたようなボディ剛性の高さを感じることが出来たこと。

またこれまでも体験してきたシルキーシックスと呼ばれる6気筒エンジンの中でも、このM4のエンジンが一番気持ちよく吹き上がり、回転数に関係なくトルクフルなパワーを感じることが出来たことでしょうか?

私は直近ですとF06型640iグランクーペやE92型335iクーペなどの6気筒ターボエンジン車を乗り継いできましたが、それぞれのエンジンは非常にトルクフルであり実用域においてはなんの不満もない、というか有り余る力を活かしきることが出来ない歯がゆさを感じていたのも事実です。

しかし、M4になるとそれら以上にトルクフルであり実用域では使い切れない力を得ることが出来ましたが、多少そのポテンシャルを活かす機会がないことへのストレスは感じるものの、逆に言えば実用的な使い方でも不便を感じることもなく使えてしまうことが驚きです。

これだけのハイスペックなエンジンであれば、実用域での使用においても気難しい感じがあると思いますが、日常使いでもハイスペックエンジンであることを感じさせない「普通さ」は特筆する部分です。

もちろん、ここ一番の場面ではハイスペックなエンジンの一部を垣間見ることは出来ますが、それとて本来の性能の何分の位置しか性能を発揮していないのだと思うと、エンジンには申し訳ないと感じる部分でもあります。

逆にBMW M4に乗ってみて悪かったところというのは正直あまり感じていないのですが、強いて言うならば乗り手の気分を選ぶ車ということになるでしょうか?

エンジン、サスペンションが共に一般道で扱えるスペックを大きく超えているほどのスポーティーな味付けになっていることから、気分が高揚している時は運転自体が非常に楽しい。

しかし、人間誰でもずっと気分が高揚している状態で運転することは出来ないので少し気分的に平穏な時にM4を運転すると、乗り心地が悪い、ステアリングが重いなどの部分が気になってしまいます。

元々乗り心地を云々する車ではないので通常はそんなことは気にならないのですが、ちょっと気分がブルーな時は車のハードさが不快に思える時もあるというのも事実です。

これは車の性能が問題ではなくあくまでも乗り手の問題ですから、人それぞれ感じ方は違うと思いますので参考程度にしておいて欲しいと思います。

さていつまでM4に乗り付けることが出来るのでしょうか?

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M4 F82 納車3年経過のオーナーレビュー(感想)ここまでの3年間でM4の走行距離はもうすぐ4万キロに手が届こうとしています。

仮に次の2回目の車検まで乗り続けるとした場合の走行距離は6万キロを超えていることになります。

私も流石に車を乗り換える際には下取り価格を出来るだけ高くなるようにして、次の車の購入資金を圧縮したと考えます。

しかし、流石に走行距離が5万キロを超えるとなるとかなりリセールバリューが低下することが考えられるので、可能なのであれば5万キロ未満で次の車に買い替えを検討することになるでしょう。

そうするとあと1年程度でM4を手放すことが予想されることになりますので、やはり次の車をどうするのか?を考えておく必要があります。

流石にあと1年程度もすれば世間の空気も変わっていると思いますので、少し高い買い物が出来る空気になっていると思いますが、どうでしょうか?

今回初めてM4に乗ってみて、出来ればまたMモデルに乗りたいという気持ちと、もう少し日常的な使い方に適した車に乗った方が気楽であると思える自分もいます。

実際にいざ車を買い換えようと思った時の気分が高揚しているのか?それとも落ち着いているのか?その違いによって次の愛車の選定が変わるのかもしれません。

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