BMW M4 CS F82カーボン製フロントリップスポイラー破損
フロントリップスポイラーは消耗品と言われますが、高価なカーボン製のリップスポイラーは消耗品にしては高額な商品です。
私のM4にはM4 CS用のカーボン製フロントリップスポイラーが取り付けられていますが、以前の記事にもあるように豪快に破損させた経験があります。
ご存知のようにカーボン製のパーツは修復が事実上出来ないものなので、ここまで破損すると完全に丸ごと交換するしか方法がありません。
なので、タダでさえ高価なカーボン製フロントリップスポイラーを2回も購入するハメになったのは非常に痛い出費な訳です。
そして今回が2回目のカーボン製リップスポイラーの破損という痛い経験をになってしまいました。
BMW M4 CS F82カーボン製フロントリップスポイラーを引きちぎる
写真の丸印にあるのがフロントリップスポイラーを固定するステーですが、本来L字型になっているハズが写真のようにS字型に変形しています。
そして、フロントリップスポイラーから伸びていたカーボン製のステーを引きちぎってしまっていることになります。
幸いにして底面の2箇所のステー以外にも上部でもビス止めされているのでフロントリップスポイラーが外れてしまうことはありませんが、完全に修理不可能な状態にしてしまったのは間違いありません。
実はこのステーは厚めの鉄板で作られているので人力では元のL字状態に修復することが出来ず、油圧ジャッキを駆使して元のL字型に修復してもらいました。
とは言え、フロントリップスポイラー側のステーを引きちぎったおかげで、この部分でフロントリップスポイラーを固定することは出来なくなりました。。。
なぜフロントリップスポイラーの底面にあるL字ステーが曲がったのか？
嫁さんを送迎するためにご近所のマンションの駐車場で待機し、その駐車場から道路に出る部分に段差があることは分かっていました。
よって、いつものように斜め45度の角度で駐車場を出たハズがなぜか段差の先にマンホールが。
マンホールは道路と同じ高さにありますが、駐車場出口の段差が道路よりも低い位置にあったので、マンホールの縁の部分にステーの先がちょうどぶつかった感じでしょうか？
フロントリップスポイラーの底面にあるステーを固定するボルトの頭を擦ることはよくある事なので、今回のボルトの頭を擦ったと思っていました。
しかし、車の下から聞こえてくる金属音がかなりの大きさだったので、かなり深くボルトの頭に擦れた？と思っていたのですが、そうではなくてL字ステーがマンホールと接触していたんですね。
マンホールと車に挟まれた人力では曲げられないステーもM4の450馬力の力で押し込まれると曲がってしまうという事ですね。
今回はフロントリップスポイラーの交換にはなりませんでしたので修理費用は僅かな金額で済みましたが、貴重なM4 CS専用のカーボン製フロントリップスポイラーを傷物にしてしまったのはかなり痛いです。
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