BMW M4 G82型のTOPグレードになると思われるCSL(またはCS)の開発が順調に進んでいる模様。

BMW M4 CSL G82は何がスペシャルなのか?

BMW M4 CSL G82が初めてスクープされる

2022年の夏頃に発売が開始されると思われるM4 CSL G82ですが、このCSLという名称が付くBMWは何がスペシャルなBMWなのでしょうか?

BMWのCSLという名称で一番有名なのがE46型M3に設定されたM3 CSL クーペだと思います。

ボディは強化プラスチックで大幅な軽量化が図られ、カーボンファイバー製のルーフが採用。

さらに、センターコンソール、ドアトリムも同様にカーボンファイバー製。

その結果、総重量は1430㎏と、M3の標準モデルよりも約110kgもの軽量化に成功。

さらに、この軽量素材を車両のフロントおよびリアに使用することにより、俊敏な高速コーナリングを可能にしていると言われている。

今でこそカーボンルーフは珍しくはないですが当時は製造コスト的にも非常に珍しいものであったこと、またガラスに関しても一部はアクリル製にすることで軽量化を目指したことなど、かなりスパルタンな心象を与える仕様になっている。

その効果により俊敏なコーナリング性能を得ることが出来たまさにコーナリングマシンと言っても過言ではないのがこのE46型M3 CSLの特徴だと思います。

なので今でもCSLという名はBMWユーザーの中には非常にスペシャルな名称になっています。

BMW M4 CSL G82はどのようなスペシャルなマシンになるのか?

今の所M4 CSL G82がどのようなスペシャルなモデルになるのかは?写真上での外見的な特徴でしか想像することは出来ません。

大型で張り出したデザインが特徴的のフロントリップスポイラーが外見上の大きなアクセントになっているのは写真を見れば分かります。

また特にフロント部分が大きくコーンケイプ形状になっている新デザインのホイールも新型としての特徴を表していると思われます。

もちろん、そのホイールから覗くブレーキキャリパーはMパフォーマンスパーツの最上級モデルであるセラミックブレーキを示すゴールドのキャリパーを見ることが出来ます。

それらと比較してリア部分に関しては偽装の状態からトランクからディフューザーにかけて変更を行われていると思われますが、写真を見る限りあまり大きな変更点を見つけることは出来ません。

F82型M4 GTSで採用されていた大型のGTウイングらしきものも見ることが出来ませんので、多少大振りなトランクスポイラーが装着されているぐらいでしょうか?

写真を見る限りではE46型M3 CSLのような大幅な軽量化を示すものは見つかりませんが、CSLを名乗る場合はインテリアやボディ内部の構造で大幅な軽量化を施すモデルになることになると思われます。

BMW M4 CSL G82は世界限定1000台程度?

E46型M3 CSLは世界限定約1300台程度が生産された言われており、その際に日本で正規販売された台数はそう多くなはいと思われます。

一節には100台を超える台数が日本で販売されたという話ですが、総生産台数から考えるとそこまで多くの台数が日本で販売されたとは思えません。

よってG82型M4 CSLが販売される際にはその生産台数はかなり少なく1000台から2000台程度の生産台数になることが予想されます。

確かF82型M4 GTSの総生産台数が2000台で日本で販売された台数が60台だったと記憶していますので、2000台が生産されても60台程度、1000台の生産であれば30台程度が日本での販売台数だと思われます。

ここまで少ない台数になるともう日本で普通に購入出来る台数ではないので、BMWに長年乗り続けているオーナーに優先的に配車されて終わり、という感じになると思います。

価格が2500万円のBMW M5 CS F90はたった3分で完売したらしい

またはBMWでは最近オンラインでの販売に力を入れていることからM5 CSの時のようにオンラインのみ早いもの勝ちでの販売になるのかもしれません。

ちなみに、M5 CSは日本での販売価格が2500万円以上であったにも関わらず完売までたった3分だったらしい(販売台数はたったの5台だけですが)

もし仮にG82型M4 CSLをオンラインで早いもの勝ちで販売したら、多少の暴動が起こるかもしれませんがこれが一番公平な販売方法なのかもしれませんね。

どちらにしても、G82型M4 CSLを一般の人が購入出来る確率はかなり低くなる、というのは間違いがないと覆われます。

【引用・参照元】