BMWの最新モデル「M4 CS G82」が日本で販売開始されました。しかし、注目すべきはその販売台数。わずか40台限定という非常に希少なモデルで、日本市場における希少性や購入の難しさが、さらにその価値を高めています。
【この記事のポイント】
1.BMW M4 CS G82が40台限定で日本発売
M4 CS G82が日本で40台のみ限定販売2.オンライン抽選での購入手続き
購入希望者は公式サイトで申し込み、応募多数の場合は抽選3.カスタマイズでCS仕様を再現可能
Mパフォーマンスパーツで、M4をCS仕様へカスタマイズも可
限定車BMW M4 CS G82の登場
BMWの新たなハイパフォーマンスモデル「M4 CS G82」がついに日本で販売開始されました。
この車両は、最高の走行性能と洗練されたデザインを併せ持つ特別な1台で、注目すべきはその販売台数。
わずか40台という極めて限られた数量が用意されており、希少性の高さから既にファンの間で話題を集めています。
プレミアムなスポーツカーを求める愛好者にとって、この販売開始は非常に貴重なチャンスとなるでしょう。
BMW M4 CS G82とは?その魅力とスペック
BMW M4 CS G82は、Mシリーズの中でも特に高性能な限定モデルとして登場。
この車両の最大の魅力は、そのパフォーマンスにあります。
搭載されているエンジンは、3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンで、最大出力は驚異の550馬力。
このパワーによって、0-100km/hの加速はわずか3.4秒という圧倒的な速さを実現。
さらに、最高速度はリミッター制限下で280km/hに達します。
M4 CS G82は、サスペンションやブレーキにも特別な設計が施されています。
アダプティブMサスペンションと高性能ブレーキシステムにより、サーキットでの安定した走行と精確なハンドリングが可能です。
また、カーボンセラミックブレーキを装備することで、強力な制動力を発揮しつつ、軽量化にも寄与しています。
軽量化されたボディも大きなポイントです。
ルーフやフロントスプリッター、ディフューザーなどにカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)が採用され、車両全体の重量を減少させ、さらにパフォーマンスを向上させています。
特に、リアスポイラーやフロントエアインテークは空力性能を最適化し、車の安定性を向上させています。
内装もまた、スポーティでありながら豪華な仕上がりです。
アルカンターラやカーボンファイバーがふんだんに使用され、ドライバーを包み込むような設計がされています。
Mモデル専用のシートやステアリングホイールも、ドライビングエクスペリエンスを高める要素です。
M4 CS G82は、他のMシリーズと比べてより高い性能と希少性を持ち、特別な1台としての価値を確立しています。
このモデルは、サーキットを走るために生まれながらも、公道でもその性能を存分に発揮できる、エキサイティングなドライビング体験を提供します。
日本におけるBMW M4 CS G82の販売方法と台数限定の理由
BMW M4 CS G82の日本における販売は、オンラインでの申し込みのみ受け付けられます。
購入希望者は、BMW公式サイトを通じて専用の申し込みフォームからエントリーを行い、その後のプロセスが進められます。
限定40台という極めて限られた台数のため、応募者が多数集まることが予想されており、応募が一定数を超えた場合は抽選によって購入者が決定されます。
この抽選形式は、公平性を保つとともに、販売に関する透明性を確保するための方法です。
なぜ40台という少数に限られているかという点については、BMWの戦略的な希少性の維持が大きな理由です。
M4 CS G82のようなハイパフォーマンスモデルは、BMWが世界中で展開する限定車戦略の一環であり、少数の台数を限定的に販売することで、所有者に特別な価値を感じてもらうための重要な手法です。
特に、日本市場はプレミアムカーへの関心が高く、こうした特別仕様車は高い需要があります。
そのため、台数限定によってモデルの希少価値を保ちつつ、特別な所有体験を提供しています。
このような販売形式は、購入者にとってプレミアム感をさらに高め、BMWファンにとっては購入までの過程自体が一種のエキサイティングな体験となります。
購入を希望する場合、公式サイトでの申し込みが唯一の方法であり、その後の抽選結果により、選ばれた幸運な人々がこの希少な一台を手に入れることができます。
限定車が購入できない場合の対処法:M4 CS G82仕様を作る
BMW M4 CS G82が日本で40台限定のため、購入できない方も多いでしょう。
しかし、M4 CS G82仕様をカスタマイズで再現するという選択肢があります。
BMW純正のMパフォーマンスパーツや、アフターマーケットパーツを活用することで、見た目や性能を限りなく近づけることが可能です。
まず、外装ではカーボンファイバー製のエアロパーツを導入するのがポイントです。
CFRP製フロント・スプリッターやリアディフューザー、スポイラーなどをカーボンファイバー素材で揃えると、CSのレーシーな外観に近づけられます。
また、M4 CSロゴ付き CFRP製キドニーグリルも装備可能でしょう。
これで、よりM4 CS G82 仕様に一歩近づけることが可能です。
内装では、アルカンターラを多用することでスポーティさを演出できます。
特にM4 CS G82専用のシートは再現が難しいですが、MパフォーマンスのMアルカンタラ・スポーツステアリングホイールを装備することで、雰囲気を再現できます。
さらに、Mカーボン・ファイバー・インテリアトリムや、専用のドア・シル・プレートを追加することで、内装の特別感を引き立てます。
これらのBMW M4 CS G82の専用パーツを使ったカスタマイズは実は難しくはありません。
私が以前所有していたBMW M4 コンペティション F82は、新車購入時にM4 CS F82専用のフロントリップスポイラーとトランクスポイラーをディーラーで購入、取り付けした状態で納車してもらいました。
なぜかBMWのCS、CSLなどの限定車両の車のパーツは、車両よりも早めにデリバリーされることが多いため、パーツの入手は難しくはありません。
BMW正規ディーラーまたはBMWを得意とする専門店であれば、BMW M4 CS G82専用パーツは購入、取り付けが可能と思われます。
もちろん、価格は高額になりますが新車のM4 CS G82を購入するよりかは安価で済ませることが可能です。
何千通かの申込みの中の40人に選ばれるのを祈るか?
新車または中古車でM4 コンペティション G82を購入してM4 CS G82仕様にカスタマイズするのか?
あなたはどちらを選びますか?
*M4 CS G82専用パーツと通常モデルとの適合確認はご自身でお調べください。
【BMW M4 CS G82の主な諸元】*欧州仕様
- 8速 M ステップトロニック 2ドア 右ハンドル
- 20,680,000円(消費税込)
- 直列6気筒 M ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン
- 総排気量:2,993cc
- 最高出力:405kW〔550ps〕/6,250rpm(EEC)
- 最大トルク:650Nm〔66.3kgm〕/2,750-5,950rpm(EEC)
- 全長×全幅×全高:4,801×1,918×1,399mm
- 駆動方式:4輪駆動
- 0-100km/h加速:3.4秒
【BMW M4 CS G82の主な装備】
- カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製ボンネット
- イエロー・アイコン・アダプティブLEDヘッドライト
- M4 CSロゴ付カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製キドニー・グリル
- カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製フロント・スプリッター
- 19/20インチ M ライト・アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング827M〔鍛造〕(ゴールド・ブロンズ)
- チタン製サイレンサー
- フル・レザー・メリノ・インテリア ブラック/レッド
- M アルカンタラ・スポーツ・ステアリング・ホイール(センター・マーク付)
- カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製センター・コンソール(ワイヤレス・チャージング*、Type-A USBソケット付)
- 専用ドア・シル・プレート(“M4 CS”レタリング付)
- M ストラット・ブレイス
- M カーボン・セラミック・ブレーキ(レッド・ハイグロス・キャリパー)
- 専用サスペンション
- 専用スタビライザー
- 専用マルチリンク式リヤ・アクスル
- M4 CSバッジ(ブラック/レッド・アクセント)
- M サイド・ギル(レッド・アクセント)
- M カーボン・エクステリア・パッケージ
- M カーボン・バケット・シート
- M カーボン・ファイバー・インテリア・トリム
- M Drive プロフェッショナル
- トラック・タイヤ
- M ドライバーズ・パッケージ
- ボディ・カラー:M ブルックリン・グレー
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