BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M3ツーリング G81は2022年前半に発売予定一部の熱狂的なファンが長年待ち続けたM3ツーリングは2022年にも発売が開始されます。

世界最速級のスポーツワゴンであるM3ツーリング G81

【BMW公式】BMW M3ツーリング G81テスト車両動画公開

2022年の前半にも発売が予定されているM3ツーリング G81。

この爆速なワゴンが発売されるとそのライバルはメルセデスAMG C63ステーションワゴンやアウディRS6アバントに匹敵することが予想されます。

ワゴンというボディ形状は一時日本でもレガシーを中心にブームを巻き起こしましたが、現在はそのブームがRV系に移行し、現在は特定のモデルに限ってワゴンボディが一定のコアなファンに支えられて販売が継続されています。

海外ではアメリカなども昔からステーションワゴンというカテゴリーが一大勢力でしたが、現在はそれがRVやピックアップトラックに置き換わっていることから、一時の勢いはないと言えます。

また欧州に関しても長いバケーションのお供に重宝がられたワゴンボディですが、こちらも現在はRV系に主役を譲ったと言えると思います。

そんな今では主要なボディ形状ではないワゴンボディにM3/M4と同じエンジンを積んだ爆速なワゴンの市場がどこにあるのか?

メルセデスAMG C63ステーションワゴンやアウディRS6アバントなどが販売されていることからごく一部のコアなファンが存在することは分かりますが、拡販するモデルであるのか?と言えば現在では難しいと言わざるを得ません。

しかし、間違いなく言えることはM3ツーリングが発売された途端に、メルセデスAMG C63ステーションワゴンやアウディRS6アバントのライバルになる爆速なワゴン車が登場し一部のコアなファンから熱狂的な指示を受けることは間違いないということです。

それほど長年待ち焦がれたモデルがM3ツーリングという車です。

BMW M3ツーリング G81は基本的にはM3セダン G80と同等のスペック

BMW M3セダン G80/M4クーペ G82 日本での販売が開始

M3ツーリング G81はボディの前半部分はM3セダン G81と共通です。

なのでフロントマスクにはあの大きなキドニーグリルが鎮座していますが、今となっては見慣れた顔つきになったためか、あまりインパクトを感じることはありません。

しかし、エンジンルームに目を移すとその中にはM3/M4と同じBMW M社が開発製造した3000cc直列6気筒ターボエンジンであるS58エンジンが搭載されています。

なので走りのスペックに関してはほぼM3/M4と同じスペックとなることから、ツーリングボディの車としては爆速な一台になることは確定です。

M3のセダンボディ、M4のクーペボディ&カブリオレボディ、そしてM3ツーリングのツーリングボディとS58エンジン搭載のマシンが全部で4種類(X3M/X4Mを加えれれば全部で6種類)となり、高性能なエンジンとしてはかなり多彩なエンジンになるということになります。

なのでツーリングボディと言えども本格的なスポーツモデルに遜色がモデルがまた1台登場することになりそうです。

M3ツーリング G81にはFR駆動とAWD駆動の2種類が設定される?

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M3ツーリング G81は2022年前半に発売予定これまでの情報によるとM3ツーリングにはコンペティションモデルのみが設定され、そのモデルはAWD、つまりM xDrive仕様のみが販売されると言われてきました。

しかし最新の情報によるとM3ツーリングにもM3/M4と同様にFR駆動仕様とAWD駆動仕様の2つのモデルが設定されるのでは?とも言われています。

M3セダン、M4クーペに関してはFR駆動+6速MT仕様、FR駆動+8速AT仕様、AWD駆動+8速AT仕様の3つのモデルが設定されていますが、M3ツーリング G81にはFR駆動+6速MT仕様以外のモデルが設定される可能性があります。

この辺りの情報に関してはまだ未確定な部分が多いのと、現実的にM3ツーリングにまでFRとAWDを用意する理由がない(ツーリングでドリフトをしようと思う人は少ないハズ)ので、今後の情報公開を待つのが懸命だと思います。

なので現在確実に分かっていることはM3/M4に匹敵する爆速なワゴンボディの車が誕生するということだけであり、まだまだ不確実なことが多いので今後の情報には注意が必要ということです。

【引用・参照元】

【海外試乗】新型5シリーズに待望のツーリングがデビュー。もはやMモデルは不要!? と思わせる動的性能「BMW 5シリーズ ツーリング」