BMW M2 コンペティションの情報がついに公式に発表されました。ぶっちゃけ、もうM3/M4とどこが違うの?というぐらいの進化です。
BMW M2 コンペティションはフルモデルチェンジ級のアップグレード
TOPの写真を見ただけでもかなりの改良が加えられていることが分かります。
- ドアミラー
- キドニーグリル
- フロントバンパー
見た目もさることながらエンジン関係もM3/M4そのまんま状態です。
410馬力って言えばM3/M4のベースグレードとわずかに20馬力しか違わないのですから、多少デチューンされていると言え、もうそのまんまM3/M4と言っても過言がないレベルです。
新たにボディカラーも二色追加されています。
オレンジ系とシルバー系ですね。BMWは最近オレンジ系を増やして赤系を減らしていますが、これは個人的には悲しい感じ。
やっぱりスポーツカーは赤系のボディカラーが似合うと思うのですが。
さらに、マフラーもバルブ開閉式のM3/M4のマフラーと同等のモノが装備され、ホイールデザインも一新されているようです。
これだけ車が変わってしまうとM3/M4のコンペティションモデルと同じではなく限りなくM4 GTSぐらいの変化ですね。
ステアリングにはM1/M2ボタンも装備
今までM2が本当のM2として認知してもらえなかった部分はエンジンがS系にアップグレードされたことで解消されそうですが、その関係でステアリングにもM1/M2ボタンが追加されています。
モード切替のボタンですが、Mモデルで唯一装備されていなかったことから、エンジンともども正真正銘のMモデルとして認められれることになりそうです。
現在M2のオーナーさんたちはこぞってこちらのステアリングに交換されるのではないでしょうか?
恐らくコーディングで実際にM1/M2ボタンも使用可能だと思われますから。
問題は価格です
残念ながらこの段階では価格に関する発表はされていないようです。
現実的に考えればエンジンを中心にアップグレードされていますので現在の価格よりも上昇することは間違いありません。
とは言え、M3/M4の価格を超えることはありえませんから、1,000万円前後になると思われます。
M2の販売がMモデルの過去最高記録を塗り替えた理由のひとつは価格が安かったことも要因です。
ここで一気に価格を上げることは販売台数の減少要因になりますので、逆に言えばBMW M2 コンペティションの価格が割安な価格設定になった場合は、さらなる拡販を目指すことを意味し、M3/M4に準じる価格設定になった場合は、Mモデルの希少性を高めることになります。
ここはBMWがM2コンペティションだけではなく、今後のMモデルの立ち位置を方向づける試金石になると思いますので、正式な価格発表が気になります。
つなみに、限定生産なのか?M2のベースグレードが消滅するのか?などは現在も不明のままです。
BMW M2の購入を検討されている方は、ディーラーから最新情報がもらえるようにコンタクトを取っておく方が良いと思います。
仮に限定販売になった場合は、私がM4 CSの購入を断念したような事態になるかもしれませんので。
【引用・参照元(写真多数あり)】
http://www.bimmerfile.com/2018/04/17/world-premier-2019-bmw-m2-competition-package/