新型の2シリーズクーペ G42が正式に公開されましたが、次は本命のM2 G87に関する未確認情報がスクープされました。

BMW M2 G87と思われるフロントバンパーの写真がスクープ

こちらの写真が今後発売が予想されているBMW M2 G87のフロントバンパーだと言われています。

確かにキドニーグリルのデザインは新型の2シリーズクーペ G42と同じような小ぶりなキドニーグリルが採用され、グリルのバーもM3 G80/M4 G82と同様に横方向にデザインがされています。

全体的には角張った印象のフロントバンパーですが、今回発表された新型2シリーズクーペ G42の顔つきと比較するとファニーフェイスというよりは精悍な顔つきに変更されているようにも見えます。

また下部に大きく開口しているエアスクープのデザインも最近のBMW M社の車に多く採用されているデザインであることからこれが新型M2 G87のフロントバンパーと言われても信じたくなる感じもします。

ただし、少しおかしい部分も存在することは確かで、一般的にキドニーグリルはボディ前面に取り付けられるのが普通ですが、写真のフロントバンパーの場合は、キドニーグリルの縁がバンパーと一体化されている部分があまり見たことがないデザインです。

またヘッドライトの下部のデザインが一直線になっていますが、新型2シリーズクーペ G42のヘッドライトは下部は直線ではないので、この辺も少し気になる部分です。

スクープされたバンパーを使った予想CGまで登場

先程紹介した新型M2 G87の物と思われるフロントバンパーを実際に取り付けたらどうなるのか?を再現した予想CGまでも登場。

こちらの予想CGを見る限りだと角張ったデザインのフロントバンパーをうまく2シリーズクーペ G42の顔面に移植させているように見えます。

少しフロントバンパーが角張りすぎる印象はありますが、ベースになっている2シリーズクーペG42の顔つきをかなり精悍な顔つきに変更することが出来ていますので、Mモデルらしい顔になった気がします。

ただし、やはりこの予想CGにも無理な部分がありやはりヘッドライトの下部が直線で描かれているのが、2シリーズクーペ G42との共通性を無くしてしまっているのが気になる所です。

果たしてこのフロントバンパーは本当に新型M2 G87のフロントバンパーなのでしょうか?

中国には顔面をチェンジさせるコンバージョンキットがある

BMW M5 E60用M3 G80型ルックフロントバンパーコンバージョンキット発売

こちらの記事にもあるように中国ではBMWの顔面をコンバージョンさせるキットが複数発売されています。

どれもお世辞にも良く出来た商品ではありませんが、こういう物が販売されているということは実際にこの顔面コンバージョンキットが売れているということになります。

今回スクープされた新型M2 G87のフロントバンパーと思われるフロントバンパーも実は別のモデルの顔面コンバージョンキットということも考えられるかもしれません。

過去に新型車のスクープ写真は多く出回っていますが、フロントバンパーのみがあのような形でスクープされたことはあまり記憶にありません。

また写真の写り具合からしてもかなりピントがボケている写真になっていますので、余計に怪しい雰囲気を醸し出しているようにも見えます。

個人的には今回スクープされたフロントバンパーが新型M2 G87に採用されるものだとしたら、少しガッカリなデザインだと思うので、出来れば誤報であって欲しいと思います。

新型2シリーズクーペ G42のデザインの流れをくむM2 G87のデザインであって欲しいと思うのですが。

【引用・参照元】