BMW M2 CS F87の発売が告知されて以降、恐らく北米地域で最初に納車されたであろうM2 CS F87のオーナーがメキシコからインプレッションを公表しています。

まるでF-1マシーンのようなM2 CS

BMW M2 CS F87正式発表~小さくて安いM4 F82です!

今回M2 CS F87が素早く納車されたラッキーな人はメキシコ在住のBMWファンです。

彼のもう一台のBMWの愛車は1Mという筋金入りのBMWファンのようです。

彼は今回納車されたM2 CSの慣らし運転中という状況ですが、そのインプレッションを公開しています。

彼の慣らし運転中のM2 CSの第一印象は、「まるでF-1マシーンのような車」と称しています。

エンジン回転数を4500回転以下で750kmを走行しているとのこと。

Mモデルの慣らし運転距離は2000kmですのでまだ半分にも満たない距離ですが、積極的にM2 CSを運転している様子が想像できそうです。

カーボンセラミックブレーキを称賛

彼のM2 CS F87にはカーボンセラミックブレーキが装備されています。

写真のフロントホイール内にゴールドのブレーキキャリパーが見えますね。

彼はカーボンセラミックブレーキは初体験のようですが、そのブレーキング力を絶賛。

また電子制御サスペンションに関しても、コーナーを十分に速く回るために必要な固さと、悪路においては下からの突き上げを十分に吸収するサスペンションであると語っています。

そして注目のエンジンですが、F82型M4と同じS55エンジンがデチューンされた形で搭載されているのはM2 コンペティションと同様ですが、馬力に関しては444hpまで高められています。

エンジンモードをどのモードに設定しても、あふれるパワー、鋭いレスポンスが得られるが、なぜかマフラーサウンドが控えめなのが残念とも付け加えています。

シフトノブの高さに不満?

インテリアに関しても概ね満足度が高いとオーナーは評価しています。

特にM2 CS専用だと思われるシートに関しては別格だと述べられています。

今回の写真にはありませんが、M2 CSのシートの形状はM4 コンペティションのようなシートバック部分に穴が空いている仕様だったと記憶しています。

ボディサイズが異なるので断言はできませんが、ひょっとするとシートがM4 コンペティションと共用なのかもしれません。

私もM4 コンペティションに乗っていますが、シートに関してはレカロシートなどに交換する必要がないと思っているぐらい優秀だと感じていますので。

ただ唯一気になる点として、シフトノブの高さに不満を覚えているとのこと。

確かめようがありませんが、M2 CSと言えどもシフトノブ周辺の配置などはM2 コンペティション等と同等だと思われます。

よって、オーナーがM2 コンペティションなどと比較しての不満なのか?それとも全てのグレードのM2のシフトノブに関しての不満なのかは文面からは読み取れません。

ちなみに、このM2 CSはマニュアルトランスミッション(MT)仕様です。

些細な不満もあるようですが、今回納車が早かったラッキーなオーナーの興奮度が伝わるファーストインプレッションだと思います。

早く日本でもM2 CSの納車報告が聞けるとよりリアルな情報が得られると思いますので、気長に待とうと思います。

【引用・参照元】

https://www.bmwblog.com/2020/07/08/bmw-m2-cs-mexico/?fbclid=IwAR0We-7DEzddt9agJqnuW9zx1fyIfLG34w4_Fe-QZjx0O2ALJPF6LSCFtg8