BMW M2 CS 2019 クラブスポーツ

BMW M2発売当初から噂が絶えないBMW M2 CS(クラブスポーツ)は2019年頃に発売されることが濃厚だということです。けど、これって本当にこれでいいの?と私は個人的には思っています。

BMW M2 CS(クラブスポーツ)とは?

BMW M2のエンジンは本来のM社が開発したS型ではなくN型エンジンが搭載されています。これがM2が本来のMモデルと同じではない、本当のMモデルではないと言われる理由です。

しかし、実際にはエンジン内のピストンなどの部品はM社によってM2専用のモノが使われているのですがエンジン型式が同じなのであまりこの事実に気付いている人は少ないようです。

よって、本当のMモデルの証としてS型のエンジンが搭載される上級モデルの発売があるのでは?というのがBMW M2 CSの発売の噂の元になっているようです。

BMW M2 CS(クラブスポーツ)のスペックは?

こちらも予想通りM3(F80)/M4(F82)に搭載されているS型の3,000cc6気筒ターボエンジンが移植されるもようです。しかし、馬力的にはM3(F80)/M4(F82)の違いを明確にするために、デチューン版になるとのこと。

また、BMWは「Mx CS」という名称を登録商標したという話もありますので、その中にはもちろん「M2 CS」も含まれることからますますBMW M2 CS(クラブスポーツ)の噂への期待が広まっています。

エンジンのパワーアップによってエクステリアにも当然よりハードなパーツが装着されることも期待できます。冒頭の写真がその一例。ちょっとやりすぎな感じがありますが。

個人的にはBMW M2 CSは気に入らない

これはCSだけではなくM2そのものが気に入らないのですが、そもそもM2というモデルはE30型M3の再来という触れ込みとMモデルとしては割安な価格設定が人気の原因です。

特にE30型M3に対しての評価は小型、軽量のボディに当時としてはハイパワーな4気筒エンジンが搭載されたいわばコーナリングマシンとしての評価だと私は思っています。

BMW社も同様に思っているのであれば、本来M2には6気筒ターボエンジンなどを搭載せずに4気筒ターボエンジンを搭載するべきだったと思います。

そうすれば、M3(F80)/M4(F82)との明確な区別化ができると思いますし、価格もさらに安く販売できたかもしれません。この原因は標準モデルである2シリーズクーペにM235i(M240i)という6気筒ターボエンジンを搭載することから間違いが発生しています。

確かに私もBMWのシルキーシックスには特別な想い入れもありますから4気筒モデルはあまり購入候補になりませんが、Mモデルの4気筒エンジンならば話は別です。

エンジンとボディのバランスがとれた現代のハンドリングマシンとしてM2を開発した方がより期待に応えられ、かつM3(F80)/M4(F82)との区別も明確にできたと思います。

まあ、現在BMWにはMモデルに搭載された4気筒エンジンは存在しませんので、M2のためだけに4気筒エンジンを開発するのは逆にコストアップになるかもしれませんが。

昔のBMWならコストアップを承知でM社チューニングの4気筒エンジンを開発したと思うのですが、今の時代ではそういう古き良き時代には戻れないということなのでしょうか?