BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M社は2030年まで6速MT車の製造を続けると発言6速MT車が設定されている車は今は希少価値が高い車となりつつありますが、BMW M社は少なくても2030年までは6速MT仕様が設定される車の製造を続けると宣言しています。

なぜ車好きは6速MT仕様の車が忘れられないのか?

2019年式マツダ ロードスター ND セラミックメタリックが納車

私も先日セカンドカーとしてマツダ ロードスター(ND)を中古車として購入し、その際にあえて6速MT仕様を選んでいます。

以前からマツダロードスターには興味があったのでいつかは所有してみたいと思ってはいましたし、マツダロードスターを購入するなら絶対に6速MT仕様を購入したいと思っていました。

もちろん今後EV(電気自動車)の時代が来ることは分かっていますので、ひょっとすると6速MTの車を運転出来る最後の機会になるかもしれないと思ってあえて6速MT仕様のマツダロードスターを購入したしたということも言えます。

ぶっちゃけ速さだけを求めるなら現在のATの能力であれば6速MTよりもATの方が速いことはスペック上でも分かっています。

しかし車を運転している感を感じることが出来る車はATではなく6速MTならではだと思いますので、日常的に乗る車であれば躊躇してもセカンドカーとしてドライブを楽しむ車であれば、あえて6速MTの車を購入するというのは車好きなご理解して頂ける考え方だと思います。

BMW M社は2030年まで6速MT仕様の車の販売を継続すると宣言

BMW M社のCEOのインタビューで2030年までBMW M社は6速MT仕様の車の販売を継続すると答えています。

車好きのファンが多いBMW M社としてはこの判断は正しいと思います。

実際にはBMW M社の車であっても販売台数では圧倒的にAT仕様の方が多いことは誰でもが知っている話です。

しかし車好き、運転するのが好きなファンを多く抱えるBMW M社にとっては6速MT車の販売台数が実際にはそれほど多くないと分かっていてもBMW M社のブランドを維持するためにはあえて6速MT仕様の車の販売を継続することが望ましいと考えていると思います。

2035年から欧州などの地域では新車の販売は全てEV(電気自動車)に切り替わることが決まっていますが、基本的にEVにはミッションという概念が存在しないため6速MTという仕様の車は存在しなくなります。

擬似的にトランスミッション的な動作を再現することは可能ですが、それはあくまでもフェイクであり本当に運転している感が得られるものではありません。

BMW M社は今後EV社へシフトすることも宣言していますので、それまでの間は6速MT仕様の車の販売を継続するという決断は多くのファンに喜ばれることは間違いありません。

BMW M社の最後の6速MT仕様の車はBMW M2 G87

新型BMW M2 G87がついに公式発表されるも販売は2023年

現在BMW M社のラインナップの中で6速MT仕様が設定されている車はM3セダン G80、M4クーペ G82、そして先日発表されたばかりのM2 G87の3車種のみになります。

しかしM3セダン G80、M4クーペ G82に関してはいつまで生産されるのかは不明ですが2030年まで生産が継続されるのかは不明です。

しかしこれから販売が開始されるBMW M2 G87に関しては2030年まで生産が継続される可能性が高いです。

新型BMW M2 G87の上位モデルとしてM2 CS(CSL)G87も発売か?

またBMW M2 G87には今後上位グレードとなるBMW M2 CS(CSL) G87も販売されると言われていますので、BMW M社の最後の6速MT仕様の車は間違いなくBMW M2 G87になると思われます。

もし永久保存版として6速MT仕様の車を購入しようと思っている方がいるのであれば、BMW M2 G87はメモリアルな1台になる可能性が高い1台だと思います。

【引用・参照元】

Handschalter-Finale: BMW M will manuelle Getriebe bis 2030