上海モーターショーでBMW i4 M sportが公開されました。
BMW i4は電気自動車の主力車種へ
中国の上海で開催されたモーターショーで発表されたBMW i4 M sportはBMWが販売する電気自動車の主力車になるであろうモデルです。
現在BMWで販売されている電気自動車はi3のみですが、小型のシティーコミュニケーターという色合いが強いため販売面では現在苦戦をしています。
しかし、今回発表されたi4はその上級グレードという位置づけであり、また今後発売されるガソリン車のG26型4シリーズグランクーペと兄弟車の関係にあるボディを得ていますので実用性に優れたモデルになっています。
電気自動車の一番のネックは航続距離ですが、i4の航続距離は最大590キロとガソリン車と遜色が無い航続距離を得ることが出来ています。
4名また5名の乗車が可能であり、またハッチバック形式のボディでは荷物の積載量もガソリン車に劣らないことから、BMWの電気自動車として拡販が見込まれる車種になると思われます。
BMW i4は3つのグレードが用意される
BMW i4では今後3つのグレードが販売されると思われます。
トップグレードはi4 M50となり4つの車輪にモーターがセットされ最大出力530馬力程度を発生するスポーツカーにも近い性能を発揮すると思われます。
その下位にはi4 eDrive35及びi4 eDrive40というモデルが設定され、こちらのモデルは後輪駆動モデルになり、先のi4 M50と比較して航続距離や最大出力が抑えられたモデルになると思われます。
よって売れ筋はi4 eDrive35及びi4 eDrive40であり、それぞれに公開発表されたM sportというグレードが設定されることになると思われます。
M sportはガソリン車でも売れ筋のモデルになり、非M sportはあまり見かけないことを考えるとi4においても今回発表されたM sportが今後の売れ筋モデルになると思われます。
G26型4シリーズグランクーペはi4 M sportとほぼ同じ
今回上海モーターショーでi4 M sportが公開されたことで、今後発売が予想されるG26型4シリーズグランクーペのデザインを知ることが出来ます。
G26型4シリーズグランクーペはこのi4と同じボディを持つ兄弟車になると思われますので、外見上の違いはほぼ無いと考えられます。
現にi4には存在しないリアマフラー付近のバンパーの形状はマフラーを取りけることを前提としたデザインであることがそれらの裏付けになります。
G26型4シリーズグランクーペは先代のF36型4シリーズグランクーペ同様に4シリーズにおける最多量販車種になるグレードですので、車の作りに関しても3シリーズセダン同様な力の入れ用になっているはずです。
そういう意味ではi4、G26型4シリーズグランクーペ共に期待の持てる車に仕上がっていると思われますので、共に発売が待ち遠しいという感じでしょうか?
【引用・参照元】