BMWの最上級シリーズとなる8シリーズ。その中でも4ドアクーペとなる6シリーズグランクーペのLCIモデルがスクープされました。
BMW8シリーズグランクーペ G16とは?
BMWの最上級シリーズである8シリーズにはクーペ、カブリオレ、グランクーペの3のボディが用意されていますが、その中でも一番の売れ筋がグランクーペ。
4ドアクーペをBMWではグランクーペという名称で呼称しており、8シリーズ以外では2シリーズ、4シリーズにも4ドアクーペであるグランクーペが存在します。
ボディ前半はクーペモデルとほぼ同様なデザインになっていますが、ボディ後半には後部ドアが用意され大人4名がしっかり乗車出来るボディ空間を用意。
セダンと明確に差別化されるのがボディ後半、ルーフからトランクにかけてのラインであり、実用性ギリギリのなだらかなラインを描くことで保守的なセダンと明確は差別化が行われています。
エンジンは3000cc直列6気筒ターボエンジンとV型8気筒ターボエンジンの、3000cc直列6気筒ディーゼルターボエンジンの3のパワーユニットが用意され、BMWの最上級シリーズとしてのラグジュアリーな雰囲気とそれにふさわしい動力性能を兼ね備えたモデルである。
BMW8シリーズグランクーペ G16のLCIは小幅な改良に留まる?
今回スクープされた8シリーズグランクーペ G16のボディはボディの前後のみが偽装で覆われています。
よって外見でのLCIでの改良はこの部分にのみ行われるものと思われます。
フロント部分はキドニーグリルからフロントバンパーにかけて偽装が行われているが、キドニーグリルやヘッドライトに関しては細部のデザイン変更はあるかもしれませんが、大きなデザインの変更はなさそうです。
フロントバンパー下部のインテーク部分は大きく隠されていることから、この辺りのデザインが大きく変更される可能性が高いです。
最近の傾向としてフロントバンパー下部のインテークが大型化される傾向があるので、今回もそのような改良が行われる可能性が高いと思われます。
ボディ後部に関してもテールランプ周辺およびリアバンパーにかけて偽装が行われていますので、特にリアバンパーのデザインは一部変更される可能性が高いと思われます。
またテールランプの一部にも偽装が行われている部分がありますので、テールライトのデザインまたは内部の点灯パターンの変更があるかもしれません。
8シリーズ全体にマイルドハイブリッドが搭載される?
今回の8シリーズのLCIに関しては、エンジンへの大幅な改良は含まれないと思われます。
その理由はBMWも他の自動車メーカー同様にEV(電気自動車)化へシフトしていることが明確なためエンジンへの改良には及び腰だからです。
ただし、欧州向けの一部のモデルに採用されているマイルドハイブリッドシステムを今回のLCIに合わせて導入する可能性はあります。
現在5シリーズのフルモデルチェンジ版がテスト走行を行っていますが、5シリーズではフルモデルチェンジに合わせて5シリーズのEV版を投入することが決まっています。
今後フルモデルチェンジが行われるタイミングでガソリン車+EVを並行して用意する方向であるBMWでは順次各シリーズにEVが用意されます。
ただしフルモデルチェンジまであと数年かかる8シリーズではEVモデルの投入は随分と先であることからそのつなぎの期間でマイルドハイブリッドを投入する可能性はあります。
今後BMWではMモデルを除く全てのモデルでEVまたはハイブリッドモデルが設定されると思われますので、8シリーズにおいても同様のラインナップになると思われます。
【引用・参照元】
https://response.jp/article/2021/11/17/351449.html