忘れ去られたモデルある6シリーズGT G32もLCIモデルが登場します。
BMW 5シリーズセダン G30と同日発表予定
すでにこちらの記事のようにリークされているBMW5シリーズセダン G30のLCIモデルが韓国にて正式に発表されることが分かっています。
韓国ではそれなりに宣伝されている模様ですが、5シリーズセダンと同様に6シリーズGT G32も同日LCIモデルを発表すると言われています。
6シリーズGT G32は現在唯一販売されているBMWの6シリーズを名乗るモデルですが、大型のハッチバックモデルということであまり人気がありません。
以前は3シリーズにもGTを名乗るモデルが存在していましたが、G20型3シリーズにモデルチェンジした際に廃盤になっていますので、6シリーズGT G32も長寿モデルにはならないと予想されます。
なので今回LCIモデルが発表されるのは意外と思われても仕方がないですね。
基本的には5シリーズセダン G30と同じ改良
今回公開された写真でフロント部分がフルカモフラージュされていますが、フロント部分は基本的に5シリーズセダン G30と同様の顔つきになります。
少し横長のキドニーグリルと少し薄くなったヘッドライトが6シリーズGT G32にも与えられます。
ただし、テールランプに関しては最近のトレンドである横長のテールランプは与えられず、リアバンパーを中心としたデザインの変更(これも基本的に5シリーズセダン G30に似たデザイン)に留まる模様。
ちなみに、この写真で活用されているグレーのボディカラーはナルドグレーっぽくてカッコよいと思います。
LCIモデルなのに、ボディカラーの方に興味が目移りしてしまうぐらい注目度が低いモデルも可愛そう。
もし、6シリーズGTではんく6シリーズグランクーペだったら・・・
3シリーズGTも6シリーズGTもこのGTという車名がこれらの車のポジションを不明瞭にしています。
これらの車名が3シリーズグランクーペ、6シリーズグランクーペだったとしたら、これらの車の運命は変わったかもしれません。
BMWが定義するグランクーペはクーペモデルをルーフが低い4ドアクーペに仕立てたモデルですので、これらのGTモデルがこの定義に合致するかは疑問です。
しかし、4シリーズグランクーペがハッチバック仕様の実質的には5ドアモデルあることを考えると、3シリーズGTも6シリーズGTもグランクーペを名乗る権利はかろうじてあったのではないでしょうか?
セダンよりもホイールベースが長い、後席重視のハッチバックという矛盾したパッケージではなく、スタイル重視の4ドアクーペだと言い張れる勇気があったなら、生き残れたのかもしれません。
【引用・参照元】
https://www.bmwblog.com/2020/05/24/6-series-gt-lci-teased/?fbclid=IwAR2M2Nj7069boE0tgx4ONDndJmW13teuIEMoFmaXzdcKKclaX5MHJMvQlzc