北海道旅行4日目です。この日は嫁さんは礼文島へトレッキングへ、私と娘が稚内周辺のドライブへと別行動です。7時15分発のフェリーに乗せるため嫁さんを港まで送迎。TOP写真の後方の船が礼文島行きのフェリーです。
フェリーだったら礼文島をドライブしても良かったのですが、私はてっきり普通の船だと思い込んでいました。ちょっと失敗しましたね。礼文島までドライブする機会は今後もあまりないと思いますので。
礼文島の観光については、こちらのサイトをご参考に!
宗谷岬
一度ホテルに帰って娘と朝食を済ませて向かった先は宗谷岬。日本の最北端です。(写真の人物は赤の他人です)
宗谷岬からサハリン(樺太)まで約60キロ程度の距離です。つまり、約60km先にロシアの領土があるということ。数少ない日本のお隣さんの国がロシア(旧ソ連)だった訳ですから、国防的に神経質になった訳ですね。今は南の方が神経質みたいですが。
私はどうもドライブする時に「端っこ」に行く習性があるようです。以前も日本本土の端っこにドライブに行っていますし。どうしても山より海が好きなので海岸線を走ることが多いですから。
端っこが好きなのは私だけではなく、バイカーたちも同じようです。まだ朝の9時前後というのに宗谷岬の駐車場はツーリングのバイカーで溢れんばかりの状態でした。私はバイクは苦手なので乗りませんが、ドライブの思考は基本バイクのツーリングと同じみたいです。
最北のプレミアムミルク 稚内牛乳が有名みたいです。実際に飲んでみましたが濃厚とまではいきませんが、少し濃い目でちょっと甘い牛乳です。これはこれで北海道らしい名産品という感じです。
宗谷広陵(風力発電機)
宗谷岬で稚内牛乳を飲んだ後はこの風力発電機を目指して宗谷広陵地帯に突入します。稚内周辺の海岸線を走るといたるところにこのような巨大な風力発電機が設置されています。
遠目で見てもかなり巨大ですからどれぐらい巨大なのか見てみたいという娘のリクエストに応えるべく宗谷広陵内をウロウロ。
だいたいはこんな感じの景色が続きます。たまに牛にも遭遇します(笑)ちなみに牛がいるエリアには高圧電流の柵がありますので注意してください。外国人観光客だと気づかずに牛に近づきそうです。
で、風力発電機ですがかなりデカイ。それと思っていたより静か。以前ニュースで風力発電機のプロペラから発生する音?で健康被害が発生、的なことを聞いた覚えがありましたがあまり実感はありませんでした。
確かに、発電する音?風車の音?は聞こえましたが誰かと話をしていれば気づかないかも?という程度の音です。まあ、この宗谷広陵にあれば誰も住んでいないので健康被害の心配も無用ですが。
(風力発電機は道道889号沿い)
道の駅 さるふつ公園(インディギルガ号遭難者慰霊碑)
宗谷広陵の風力発電機を眺めた後は娘のソフトクリームが食べたいという無茶なリクエストに応えるべく道の駅を探して国道238号(オホーツクライン)を南下。海岸線を走る比較的真っ直ぐな道路が淡々と続きます。
そこでやっと見つかったのが「駅の道 さるふつ公園」だったんですが、国道を挟んで反対側にあるインディギルガ号遭難者慰霊碑前にて停車。こちらの場所は海岸のすぐそばにあるので車の撮影ポイントに最適です。
旧ソ連の客船が沈没した際の慰霊碑らしいですが、記念碑だけがポツンとあるだけで寂しい場所です。ほとんど車も止まっていませんので、好きな場所に車を停めて海をバックに撮影することが出来ます。
撮影終了後に「駅の道 さるふつ公園」に入ってみましたが、娘のリクエストであるソフトクリームには巡りあえず断念。この段階で午前10時30分頃でしたので、昼食にもまだ早いためスグに出発です。
北海道には数回ドライブに来ていますが、町中以外で店を探すのは本当に一苦労します。もちろん、ソフトクリームなんて探そうものならコンビニすら発見出来ない訳ですから難易度かなり高めです。
こんなことなら、宗谷岬で稚内牛乳ではなくソフトクリームを食べさせておけば良かった・・・。
(インディギルガ号遭難者慰霊碑は道の駅の反対車線側)
注)北海道旅行4日目後半はこちらへ・・・。