前回の記事では、ホイル、タイヤについて書かせていただきました。(参照:BMW 640i Gran Coupe ドレスアップ(カスタム)(ホイル、タイヤ編))
なので、今回はサスペンションです。
過去日本でのサスペンションの代名詞はビルシュタインが人気が高かったと思います。
しかし、価格も高かった(笑)そして、乗り心地という面でも固めのセッティングです。
どちらかと言えば、走りをより楽しむ人向けだった、というのが私の印象です。
しかし、近年では特にBMWのショップが乗り心地重視、比較的安価な製品としてお薦めするのがKW(カーベイ)製のサスペンションです。
ドイツのチューニングメーカーがモータースポーツで得たノウハウを活かした本格的なサスペンションです。
その中でも今回私がチョイスしたのはVersion-3というタイプ。
いわゆる、車高調と言われるタイプです。
価格的には40万円を超える商品ですが、サスペンションは車高調タイプがおすすめです。
乗り心地重視、コーナリング重視、車高重視と人それぞれサスペンションに求める性能は違います。
しかし、その全てのタイプに対応できるが車高調タイプ。
特にVersion-3はサスペンション+ダンパー共に調整が可能です。
つまり、セッティングしだいでいかようにもセッティングが可能です。
確かに、もっと安価ないわゆる「ポン付け」出来るサスペンションもありますが、ぶっちゃけ取り付け出来るまでセッティングを体験することは出来ません。
しかし、Version-3なら私のように乗り心地重視+車高もほどほどの高さというリクエストにも対応可能。
取り付けをお願いしているショップさんがセッティング能力が高ければ、ほぼオーナーのリクエストに対応が出来ます。
満足度がさらに高まりますよ。
今回私のBMW 640i Gran Coupeは家族や顧客も乗せる機会も多いので、乗り心地を出来るだけ重視しつつ、コーナリングも気持ちよく曲がれて、さらに車高も実用性を損なわないように、というワガママなリクエストをお願いしたのですが、非常に満足度が高いセッティングになっていると思います。
本来であれば、ショップ的にはもう少し車高を下げた方がカッコイイとは言われていますが、ぶっちゃけ実用性が犠牲になります。
簡単に言えば、フロントバンパーが路面と接触する機会が増えるということです。
それと、一応念のためですが、車検に対応する車高(地上高12cm?)をクリアしてもらっています。
そのおかげで、フェリーにも無事に乗船出来ました(笑)
ただし、ここで問題が1つあります。
BMW 640i Gran Coupe(F06)にはKW Version-3用が設定されていません。
しかし、専門ショップではその対策(裏ワザ)があるようで、多くのBMW 640i Gran CoupeにKW製サスペンションが取り付けられています。
私も過去何度もサスペンションを交換していますが、サスペンションは本当にセッティングでいかようにもセッティング出来るんだということを実感しました。
前愛車BMW 335i coupe(E92)から取り付けさせてもらっていますが、本当に私好みのセッティングが出来ます。
もちろん、一度取り付けたサスペンションのセッティングがイメージと違う場合でも、その後に再調整も出来ますので。
やはりサスペンションは車高調タイプ、特にKW Version-3はコストパフォーマンスが高いサスペンションだと思います。
あなたの愛車BMW 640i Gran Coupeのサスペンションの交換をお考えならKW Version-3がお薦めですよ!
次回は、スポイラー(エアロ)についてご報告させていただきます。