BMWの4シリーズで最多量販車種であるグランクーペの新型がついに発売されました。

BMW 4シリーズグランクーペとは?

BMWの基幹モデルである3シリーズセダンですが、そのセダンボディに対してクーペボディが与えられているのが4シリーズです。

4シリーズと言えばクーペモデルが有名ですが、実は一番売れている4シリーズは先代のF3X型で追加された4ドアクーペである4シリーズグランクーペになります。

4シリーズグランクーペはフェイスは4シリーズですが3シリーズセダンのように4つのドアが設定されている4ドアクーペというモデルになります。

4シリーズのスポーティーさと3シリーズの実用性を兼ね備えたモデルが4シリーズグランクーペであり、その原型はアウディのA5スポーツバックに由来すると言われています。

アウディにもA4セダンという基幹モデルがありますが、そのクーペモデルでかつドアが4枚ある実用性が高いモデルがA5スポーツバックであり、その対抗馬として販売されたのがBMWの4シリーズグランクーペになります。

新型4シリーズグランクーペ G26とは?

基本的には既に販売されているG20型3シリーズ、G22型4シリーズと同様のデザイン、スペックになっています。

フロントデザインはg22型4シリーズ同様に大型のキドニーグリルが採用された精悍なデザインになり、リアデザインは4シリーズクーペに準じるなだらかなボディーラインが採用されているが、先代のF36型グランクーペ同様にハッチバックになっています。

主なグレード構成も現行のG20型3シリーズ、G22型4シリーズに準じる形で構成されており、2000cc4気筒ターボエンジンを主に頂点のMパフォーマンスモデルでは3000cc直接6気筒エンジンが採用されるラインナップとなっています。

今回発表されたG26型4シリーズグランクーペのグレード構成は以下の通り。

  • 420iグランクーペ(2000cc4気筒ターボエンジン)
  • 420dグランクーペ(2000cc4気筒ディーゼターボルエンジン)
  • 420d xDriveグランクーペ(AWD/2000cc4気筒ディーゼルターボエンジン)
  • 430iグランクーペ(2000cc4気筒ターボエンジン)
  • M440i xDriveグランクーペ(AWD/3000cc6気筒ターボエンジン)

おそらく日本に導入されるのは420iとM440iが先行で導入され、追って420d xDriveが追加されるラインナップになると予想されます。

BMW 4シリーズグランクーペ G26の主な仕様

  • 8 速ステップトロニック トランスミッション
  • M スポーツ サスペンション
  • アダプティブ M サスペンション(オプション)
  • M スポーツ ブレーキ(オプション)
  • 17 インチの軽合金ホイール
  • M スポーツ ディファレンシャル

また安全装備も3シリーズ、4シリーズと同様のものが用意され、自動速度制限アシスト付きのアクティブ クルーズ コントロール、前面衝突警告、速度制限情報、車線逸脱警告、パーク ディスタンス コントロール、後退支援カメラ、後退支援付き駐車支援が含まれます。

【引用・参照元】