まだ厳重なカムフラージュが行われているのが次期BMW 2シリーズクーペ G42です。
BMW M240iはカーボンルーフ
前回に引き続きニュルブルクリンクサーキットでテストが行われているBMW 2シリーズクーペ G42ですが、今回テストされている車両は恐らく最上級グレードのM240iだと思われます。
今回目撃された車両のルーフがカーボンルーフになっていることから、最上級グレードであるM240iの可能性が高いです。
流石にカーボンルーフがMPerformanceパーツでオプションということは無いと思いますので、この車両がカーボンルーフということは、さらに上級グレードのM2 G87もカーボンルーフになると予想が出来ます。
ただし、以前私が考察した結果、M2の存在が大きすぎて2シリーズクーペが販売面で苦戦する理由に車格の割に高い価格がネックになっていると思いますので、さらに高額なカーボンルーフが装着されるということは、さらなる価格アップにつながってしまいます。
仮にM2 G87の価格を1,000万円前後とするのであれば、M240iは700万円以下で販売しないと棲み分けが出来ないと思います。
この辺の価格戦略は非常に重要だと思います。
BMW 2シリーズクーペ G42のキドニーグリルは?
現在テスト中のBMW M240iの偽装はまだまだ分厚いままなので、フロントデザインは全く想像することが出来ません。
しかし、こちらの記事のように既にBMW 2シリーズクーペ G42と思われる車両のフロント部分の写真がスクープされていますので、少なくても2シリーズクーペ G42に関しては1シリーズ F40に近いキドニーグリルが設定されると思います。
ただし、3シリーズ G20とM3セダン G80でキドニーグリルのデザインが違うパターンも存在しているので、M2 G87に関してはキドニーグリルのデザインがどうなるのか?は以前不明です。
BMW 2シリーズクーペ G42のエンジンラインナップは?
M240iが話題の中心になりがちですが、2シリーズクーペ G42全体のエンジンラインナップはどのようになるのでしょうか?
- 218i(1500cc3気筒ターボエンジン)
- 220i(2000cc4気筒ターボエンジン)
- M240i(3000cc6気筒ターボエンジン)
この辺はほぼ確実だと思われますが、(日本では218iは未設定かも)これ以外にも設定があるとすればディーゼルエンジンとPHVだと思われます。
- 218d(2000cc4気筒ディーゼルターボ)
こちらは既に2シリーズグランクーペ F44に設定されていますので、日本では218iに変わって218dが設定されるかもしれません。
またBMWは全グレードでEVまたはPHVを展開する意向があると言われていますが、まだ1シリーズにはPHVは設定されていませんので、今後は1シリーズから2シリーズへPHVが展開されるのでは?と思われます。
偉大な兄貴分であるM2の影に隠れがちな2シリーズクーペですが、価格などで差別化出来れば非常にリーズナブルなハイスペックマシンに変貌する個体だと思います。
M2も良いですが2シリーズクーペも期待したいモデルですね。
【引用・参照元】
https://spyder7.com/article/2020/10/16/13286.html