BMW 128ti F40とは?
BMW128ti F40とは、これまでのF40型1シリーズでは展開されていなかった4気筒2000cc仕様のエンジン(実用型)を初めて搭載したモデル。
エンジンはG20型3シリーズなどに搭載されている2000cc4気筒ターボエンジン(330iなどに搭載)であり、ターボのブースト圧を上げることで265馬力を発生します。
よってF40型M135iも2000cc4気筒ターボエンジンでありますが、こちらは300馬力を上回るハイパフォーマンスエンジンであり価格も高価なことから、ベーシックな1500cc3気筒ターボエンジンとの間を埋めるグレードになります。
なお、tiと名がつくモデルE36型3シリーズに設定されていたハッチバックモデル以降となり、BMWの中では小型のスポーツモデルに代々付けられていた名称。
よって128tiもF40型1シリーズの中ではホットハッチとしてスポーツ色の強いモデルになると思われます。
BMW128ti F40の仕様
主な装備内容は・・・
- ブラックキドニーグリル
- ブラックドアミラーカバー
- インナーブラック仕様のヘッドライト
- 赤いフロントサイドエアインテーク
- 18インチアロイホイール
- 赤いサイドスカート
- トルセンLSD
- ミシュランパイロットスポーツ4
- Mスポーツサスペンション
- レッドキャリパー
などが装備されています。
なお、赤いエアインテークやサイドスカートはボディカラーによって別の色に変更される模様。
エンジンが265馬力とボディーに対して、FFとしても強力な馬力を発生しますので、走りは外見同様にかなりのスポーティーな味付けが予想されます。
ただし、設定されるトランスミッションは8ATのみということなので、6MTは設定されないのが残念な所でしょうか?
価格は既存のラインナップの隙間を埋める価格帯、概ね500万円前後になるのではないでしょうか?
BMW 128ti F40は「買い」なのか?
FFホットハッチ車を欲しいと思っている人には価格もBMWとしては手頃な価格に設定されることが予想されるので十分魅力的な1台だと思われます。
見た目がメーカーが考えるホットハッチ風に仕立てられているので、この外見を許容出来るかがポイントになるかもしれません。
ボディカラーがアルピンホワイトではなく他の色の場合は赤いアクセントが別の色に変更されると思いますので、アルピンホワイト以外のボディカラーも検討しても良いかもしれません。
F40型1シリーズはシリーズ最初のFFモデルとして注目を浴びていますが、BMWは2シリーズやBMW MINIでもFFを習得しているので、走りに関してはFR同様に問題はありません。
ホットハッチで快適に走りたい、ちょっとスポーティーな車に手軽に乗りたいという方には十分満足が得られる1台だと思われます。
【引用・参照元】
「ti」モデル復活!BMW1シリーズ「128ti」ワールドプレミア!FF265馬力のホットハッチ!内外に赤のワンポイントデザイン