BMWアルピナ B5 ＆ D5 G30 LCI モデル発売～納車は2021年より

BMWアルピナはG30型5シリーズのLCIモデルへのマイナーチェンジに合わせてB5 ＆ D5のLCI（マイナーチェンジ）モデルを発表し、受注を開始しました。

BMW 5シリーズ G30のLCI マイナーチェンジ

BMW 5シリーズ G30 LCIモデル公式発表～6シリーズ GT G32 LCIも同時発表

BMWアルピナのB5及びD5のベースモデルはBMW5シリーズですが、先日5シリーズのLCIに合わせて、今回BMWアルピナもB5及びD5のLCIモデルを発表しました。

今回のBMW5シリーズのLCIはフロントとリアのデザイン変更とiDriveが最新の7.0へのアップデートが主な変更内容になります。

特にヘッドライトの造形は前期モデルよりも薄く、長く変更されているので、外見の印象はよりシャープなものへ変更されています。

反面テールランプもデザインが変更されましたが、最近のトレンドである横長のテールランプではなく、前期型テールランプの発光部のデザイン変更程度に留められています。

デビューして4年程度経過していると思いますので、デザイン面でのアップデートがしっかり行われたモデルになります。

BMWアルピナ B5 G30 LCIモデルとは

今回のBMWアルピナ B5の1番の変更点はベースグレードがラグジュアリーからM Sportに変更された点です。

これまでBMWアルピナはBMWから提供されるラグジュアリーグレードのボディを架装するのが一般的でした。

BMW 2シリーズグランクーペ(F44)はやはりFFベースで2019年発売決定？

しかし、BMWアルピナ B3 G20からベースグレードがM Sportに変更されたのと同様に、B5においてもM Sportに変更されたことから、今後はベースグレードが全てM Sportへ変更されたと考えられます。

これには賛否両論あると思いますが、おそらくはBMW全体でもM Sportの販売台数が増加していることから、生産効率やコストの面を考えて、BMWアルピナへ供給されるホワイトボディが変更されたと推測されます。

その他スペックに関しては従来に準じる形になっているので、外見の好みがラグジュアリーなのか？M Sportなのか？で前期かLCIかの選択が分かれることになります。

なお、ボディ形状は従来どおりセダンとツーリングを選ぶことが可能です。

• 4.4リッター V8ビ・ターボ・エンジン
• 最高出力457kW〔621PS〕
• 最大トルク800Nm〔81.6kgm〕

BMWアルピナ D5s G30 LCIモデルとは

BMWアルピナ D5sもB5同様にベースグレードがラグジュアリーからM Sportに変更されています。

スペック的にはこちらのディーゼルエンジンの方が特徴的で、D3と同様にマイルドハイブリッドシステムが採用されています。

ただし、B5とD5sではこちらの写真のようにデイライトの形状が異る模様。

左側のアルピナブルーの車体がB5、右側のアルピンホワイトの車体がD5sですが、このように2台並べると明らかに違いが分かります。

共にM Sportがベースになっているハズですから、なぜこのような違いが発生しているかは不明。

ちなみに、G30型5シリーズ LCIモデルのデイライトは右側のL字型です。

以前G20型3シリーズでグレードの違いでデイライトの形状の違いがありました。

今回のB5＆D5の写真と照らし合わせると・・・

• 320iのデイライト形状＝D5sのデイライト形状
• 330iのデイライト形状＝B5のデイライト形状

となりますので、例えばガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違いでデイライトの形状を変えている？のかしれません。

• 48 Vスターター・ジェネレーター
• 3.0リッター直列6気筒エンジン
• 最高出力255 kW〔347 PS〕
• 最大トルク730 Nm〔74.4kgm〕

【引用・参照元】

https://www.bmwblog.com/2020/06/10/bmw-alpina-b5-facelift-621-hp/?fbclid=IwAR3c7uBKORCQ5PKFvGatCQitNALtvtBr_FIBZG-GUwnc-1ByoFF10pnyw28

https://www.bmwblog.com/2020/06/11/the-diesel-king-alpina-d5-facelift-with-408-horsepower/?fbclid=IwAR30AsdvMkIt0QhnXy_FrawnVvmDWSsqzJaYoc6PDlaqZfLsRkNtoFr3AVw