BMWの中古車の信頼性
BMWの中古車は一般的に高い信頼性を誇りますが、特定のモデルにおいては故障が発生しやすいとされています。
ここでは、アメリカのHotCars.comが独自に調べた情報に基づいてBMWの年式、モデルごとに故障する確率が高い部分やその費用に関する事例からBMWの中古車がどの程度故障するのか？を考えてみたいと思います。
故障が多いとされるBMWモデル
1.2010年式 BMW X6M (E71)
ウォーターポンプの故障による過熱が問題とされ、修理コストが高額となる可能性があります。
2.2005年式 BMW M6 V10 (E63)
S85エンジンのロッドベアリングの問題が知られ、メンテナンスが高額になることがあります。
3.2007年式 BMW 335i Coupe (E90)
ツインターボエンジンの過熱と燃料ポンプ、インジェクターの故障が修理費用を増加させる原因となります。
4.2013年式 BMW X3 （F25)
エンジンと駆動系の問題が知られ、メンテナンスだけで車の購入価格の35％以上を支払うことが予想され、修理はコストを大幅に増やします。
5.2000-2006 BMW M3 (E46)
印象的なエンジンで知られるE46 M3は、初期のエンジン故障やリアサブフレーム取り付けポイントのクラックに起因するシャシーダメージの問題があります。
これらの問題のためのメンテナンスと修理はかなり高額になります。
6.2005年式 BMW M5 (E60)
M6と同じくS85エンジンの問題に悩まされ、SMGポンプとロッドベアリングの故障など、一般的な不具合に対処するにはそれぞれ6000ドル以上、2500ドル以上かかることがあります。
7.2013 BMW 3 Series (E92)
素晴らしいドライビング体験を提供する一方で、2013年の3シリーズのS65エンジン（S85に密接に関連）は信頼性が低く修理費用が高額です。
スロットルアクチュエータの問題やその他の問題が、年間約1030ドル以上のメンテナンスコストにつながる可能性があります。
8.2003年式 BMW Z4(E85)
このロードスターはスタイリッシュでありながら、年間のメンテナンスおよび修理費用は約1300ドルです。
ステアリング、エンジン、および冷却システムの問題が一般的で、総費用が増加します。
BMWの中古車購入の際の注意点
中古車を購入する際には、信頼性の評判や過去のメンテナンス履歴を確認することが重要です。
また、特に故障が報告されているモデルに関しては、信頼できる整備士の意見を聞くか、詳細な検査を受けることがおすすめです。
さらに、BMWの中古車を信頼性高く維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
メーカーの推奨に従ったメンテナンスや、問題が発生した場合には迅速な対応が大切です。これにより、故障の予防や早期発見が可能となり、修理コストを抑えることができます。
BMWの中古車は一般的に信頼性が高いですが、特定のモデルには故障が発生しやすいものもあります。
購入前に詳細な調査と検査を行い、信頼できる整備士のサポートを得ることで、安心してBMWの中古車を楽しむことができます。
故障しないBMWの中古車を購入する方法
新車でも自動車は故障しますので、中古車の場合は新車以上に故障する確率は高くなります。
よって、故障しない中古車を探す方法は存在しませんが、故障する確率が少ないBMWの中古車を購入する方法、または故障しても無償修理などの保証が手厚いBMWの中古車を購入する方法があります。
一番確実で安心できる保証が付くBMWの中古車を購入するのであれば、BMW正規ディーラーの中古車で購入できる認定中古車が一番のおすすめです。
ただし、保証や納車前の整備などが販売価格に転嫁されているため通常の中古車販売店よりも価格は割高になります。
そこで、BMW正規ディーラーでなくても安心してBMWの中古車を購入する方法のノウハウを私の経験に基づいてお伝えしていますので、ご参考になれば幸いです。
Reference：gobankingrates.com
