現在国産車、輸入車問わずに半導体不足などの資材不足により車の納期が遅延していますが、BMWでは一部の装備を仕様変更と称して非装備することで車両の納期のスピード化を図っている模様です。

現在のBMWの納期状況はどうなっているのか?

最新のBMWの納期をディーラーで聞いてきました

こちらの記事でも書きましたが現在BMWの納期は非常に遅延しています。

上記の記事を書いていた頃では概ね半年程度となっていましたが、現在はシリーズやグレードによっても納期に関してはかなり流動的になっていると思われます。

まず前提条件として8シリーズ、7シリーズ、6シリーズ、5シリーズ、X7シリーズ、X6シリーズ、X5シリーズなどの比較的高額なシリーズに関しては国内の在庫がほぼ存在しないた発注=本国での生産後の納車という感じになることがほとんどでその場合の納期は半年以上を見込まないとダメだと思われます。

逆に4シリーズ、3シリーズ、2シリーズ、1シリーズ、X4シリーズ、X3シリーズ。X2シリーズ、X1シリーズに関しては若干日本に在庫がある車両や定期的に見込み発注の車両が入荷しているために、タイミングや仕様によっては即納または2~3ヶ月程度で納車出来る車両もありそうです。

BMW M440iグランクーペ G26 納車される

私が2022年6月に購入したM440iグランクーペ G26は紆余曲折ありましたが私の希望に近い車両が国内に在庫されていましたので、発注から1ヶ月程度で納車してもらうことが出来てラッキーでした。

私が購入したBMW M440iグランクーペ G26は一部の装備が付いていません

私が2022年6月に購入したM440iグランクーペ G26ですが納期が早かった代わりに一部の装備が省かれています。

  • センターモニターのタッチパネル非搭載
  • 助手席のランバーサポートが非搭載

この2つの装備が非搭載になっている車両という説明を聞いた上であまり支障がないと思い購入することにしましたが、やはりタッチパネル機能がないと不便に感じることはあります。

最近のBMWにはApple Carplayが搭載されていると思いますが、このApple Carplayを操作する際にはやはりタッチパネルの方が便利だと思います。

一応iDriveのコントローラーで操作することは可能ですが操作性という観点で考えるとApple Carplayはスマホからの発展形なので基本がタッチ操作を念頭にインターフェースが設計されていると思います。

それを無理やりコントローラーで操作するのですから、操作性に無理があるのは仕方がないことだと思います。

BMWからそれぞれの車種でどんな装備が非装備になっているのか?の仕様書が公開

こちらの写真はBMWが公表している車種ごとの仕様変更内容が記載されている資料の一部です。

こちらの仕様書によると1シリーズ、2シリーズグランクーペに関しては・・・

  • ヘッドアップディスプレイ(オプション)
  • iDriveコントローラー上部によりタッチ入力機能

の2つが非搭載になっていると記されています。

今回この2つの装備が省略されていることでの値引きは無しと記載されていますが、他の車種では装備内容ごとに省かれたことに対する値引きがある場合もあります。

ただしこれらの装備内容の省略は生産時期によって異なるので特に在庫車などを購入する場合は、今回の仕様書に該当しない場合がありますので、購入時には車両ごとの装備の確認が必要になると思います。

カタログに記載があるから大丈夫ということにはなりませんので、どんな装備が省略されているのか?の確認とその対価に対する値引き額の確認が必要になります。

他の車種のどんな装備が省略されているのかは、下記のBMW公式サイトにあるPDFをダウンロードすることで確認が出来ますので、購入を検討されている方は事前に確認された方が良いと思います。

【BMW公式サイト:BMWの生産遅延、仕様変更サイト】