現行型のBMW M4 G82/M3 G80/M3ツーリング G81は2024年にLCI(マイナーチェンジ)される予定です。パワーアップの予想はありますがキドニーグリルの変更はなさそうです。
BMW M4 G82/M3 G80が2024年にLCI
BMWは2024年にBMW M4 CS G82の発売を予定していますが、恐らくはこのモデルはLCIされた後に発売されると思われます。
現行型のG82型BMWのM4クーペのフェイスリフト(LCI)が、より多くのパワーを得るかもしれないが、キドニーグリルは小さくならないようです。
LCIされたM4クーペ G82は、2024年3月に生産が開始される予定です。
内部のBMWの文書によれば、M4 Competitionのボンネットの下にあるS58直列6気筒エンジンは、20馬力増加する可能性があります。
おそらく、追加の馬力はAWD Competitionにのみ提供されるようです。
RWD Competitionはこれらのアップデートは行われないと報じられており、出力は503 馬力のままのようです。
これは6速マニュアルトランスミッションが500馬力以上には対応していないためであり、新規開発される予定もないことから、AWD AWD Competitionのみが馬力アップされることになります。
LCIされたBMW M4 G82/M3 G80/M3ツーリング G81は若干のパワーアップを得るのか?
リークされた情報によれば、AWD Competition M4 G82の3.0リッターツインターボミルは390キロワットを示し、これは523 hpに相当し、文書によればヨーロッパとアメリカで販売される車に搭載されるとされています。
おそらく、ベースのM4 G82はBMWディーラーショップで現在利用可能な473 hpのピーク出力を維持することになるでしょう。
リークされた文書によれば、小改良されたM4 G82/ M3 G80などの生産は2024年3月に北米およびヨーロッパの市場向けに始まるという生産関連の重要な情報も明らかになりました。
フェイスリフト(LCI)されたモデルは2024年第1四半期に公式にデビューし、米国には2025年モデルとして登場する予定です。
このメカニカルに同一のM3 Competition xDriveも、LCI後に同じパワーの増加を受けるかどうかは興味深い点です。
2023年3月の報告では、これが事実である可能性が示唆されており、BMWは現在、CompetitionグレードとAWDのみで販売されているM3 Touringのリフレッシュ(LCI)にも取り組んでいることも言及されています。
日本仕様のBMW M3 G80/M3ツーリング G81/M4 G82もパワーアップする?
上記の記事はアメリカの記事に基づいて書かれているため、少し馬力の数値が日本と違います。
基本的には同じエンジンなので、日本仕様に対しても同じようなエンジンの改良が行われることになると思われます。
ただし、FR駆動の無印M4クーペ G82に関してはいつまで日本で販売されるのかは不明です。
販売台数からみても圧倒的にAWD仕様のCompetitionモデルの方が販売台数が多いこと、また今回のLCIで馬力アップが望めないことを考えると6速マニュアルトランスミッションの無印M4クーペ G82がLCIのタイミングでカタログ落ちする可能性は高いと考えられます。
また、M3ツーリング G81に関してはバックオーダーが多く残っているらしいとの噂もありますので、M3ツーリング G81に関してはLCIのタイミングがズレるか?またはどこかのタイミングで一時的にM3ツーリング G81の受注が停止される可能性もあります。
M3ツーリング G81はBMW M社の思惑以上に販売が好調の様子ですから、販売時期がM3セダン G80やM4クーペ G82よりもかなり遅くなったことを考えると、少し早すぎるLCIはどうなのかな?と個人的には想います。
【引用・参照元】
https://www.motor1.com/news/696162/bmw-m4-competition-xdrive-more-power-report/