2023年に発売が予定されているBMW M2 G87のスクープ写真。かなり偽装が解除されてきているので公式は発表まで間近かもしれません。
M240i G42をふっくらさせ感じのフロント部分
今回スクープされたG87型M2の偽装された車両の写真を見てみると、こちらの記事で紹介したG42型M240iを少しふっくらさせたようなデザインになっていることが分かります。
G42型M240iは1シリーズと兄弟関係にあることからフェイスデザインは1シリーズと共通したテイストで仕上げられています。
ヘッドライトが単眼になって小型されたことでフェイス全体がファニーフェイスになっているのが特徴であるG42型M240iですが、G87型M2に関してもその傾向は顕著です。
大きく張り出したフロントバンパーに比較して愛嬌がある表情になっている小型のヘッドライトとのアンバランスが特徴的なフェイスを印象づけています。
これまで偽装が厚かったことでそこまでのディテールが分かりませんでしたが、今回のスクープ写真でより一層G42型M240iの発展型であるG87型M2の特徴が分かりやすくなりました。
ロングノーズが強調されたシルエット
ボディの全長に対して明らかにボンネットが長いロングノーズが特徴的なボディラインが真横からの写真で見ることが出来ます。
G42型M240iがベースになっているG87型M2ですのでボディ全長は限りがあります。
そこをロングノーズ化することでリアのトランク部分の長さが極端に短いデザインになっているのもスポーツカー的なシルエットになっています。
このロングノーズボディに収められているタイヤは275/35 R19サイズをフロントに収めることになります。
またMブルーで塗装されたドリルブレーキローターと、キャリパーを見るとMモデルとして益々の存在感を示す証拠になります。
リアから見るかまぼこ型デザインはワイドボディの証拠
リアのトランクの形状がドーム型になっていることから、後輪のオーバーフェンダーと相まって形状がかまぼこ型になっていることがこの確度から見た写真で分かります。
そのドーム形状のトランクには控えめなトランクスポイラーが取り付けられ、テールランプは最近のBMWの法則に則って凹凸のあるデザインが採用されていることが分かります。
マフラーはボディサイズと比較しても太めの4本出しが採用されている。
これらのボディに搭載されているエンジンはG82型M4から移植された3000cc6気筒ターボエンジンが搭載され、そのスペックはデチューンされているとは言え、450馬力程度を発揮する。
G42型M240iと同等程度の重量に450馬力程度のエンジンが搭載されたG87型M2の登場は非常に待ち遠しいことが間違いありません。
販売開始は2023年になる予定ですが、公式発表は2022年夏頃になると思われますので早く実車を見てみたいものです。
【引用・参照元】
https://response.jp/article/2022/01/15/353152.html