BMW M社50周年を記念して初めて登場することになったBMW M3ツーリング G81は2022年6月23日にイギリスで開催されるグッドウッドフェスティバルで公式に発表されます。
BMW M3ツーリング G81とは?
BMW M社はこれまでツーリングモデルとしては過去に2度M5ツーリングを発売していますが、それ以外のツーリングモデルは発売されたことがありません。
過去にはE46型M3クーペをベースにM3ツーリングのサンプルモデルを開発したことはありますが、実際に発売されることはありませんでした。
これまでM3ツーリングが発売されなかった理由はいくつか考えられますが、主な理由は想定する程の販売台数が見込めないこと、クーペモデルをツーリング化するためのコストが高かったこと、北米でのツーリングモデルの人気が高くないことなどが理由として考えられていました。
しかし欧州を中心にBMWファンの多くからM3ツーリングの発売を熱望する声が大きく、この度のBMW M社50周年を記念するモデルとして今回初めてM3ツーリング G81と登場することになった欧州のBMWファンにとっては待望のモデルということになります。
ツーリングボディから得られる実用性の高さ+M3セダン、M4クーペ譲りのハイパフォーマンスの両方を兼ね備えた基調なモデルということになります。
BMW M3ツーリング G81の主な仕様は?
恐らくはBMW M3ツーリング G81のグレードは1グレードに絞られると思われます。
M3セダン、M4クーペに設定されているコンペティショングレードに該当する仕様のみです。
よってM3ツーリング G81の主な仕様は以下の通り。
- 3000cc直列6気筒ターボエンジン(S58)
- 510馬力
- xDrive(AWD)
- 8速AT
という1グレードの構成になると思われます。
M3セダンやM4クーペに設定されている480馬力仕様の6速MT仕様は恐らくは発売されないものと思われます。
理由は先に述べたようにM3セダン、M4クーペほどの販売台数が期待できないこと、あくまでもBMW M社50周年記念モデルであることがその理由だと思われます。
市販モデルのM3ツーリング G81のリアビュー
記事TOPで仕様しているテールランプのみが映し出されている写真を明るく加工した写真がこちらの写真です。
恐らくはこちらが最終的な市販版のM3ツーリング G81のリアビューになると思われます。
取り付けられているホイールのデザインからこのモデルがM3ツーリング コンペティション仕様だと推測出来ます。
また大型の4本出しマフラーがBMW M社のモデルの象徴としてリアビューの迫力を増しているのが分かります。
ルーフエンドにはかなり大型のルーフスポイラーが取り付けられていることを考えると、いかにこのツーリングが公正なモデルであるのか?を象徴しているように思えます。
リアビューに対してフロント部分に関しては逆に現行のM3セダン、M4クーペと同じデザインになっていると思われますので、M3ツーリングとしての特徴を見ることが出来るのはこのリアビューになると思います。
あともう少しでこのM3ツーリング G81が世界公開されますので、それまでもうしばらくお待ち下さい。
【引用・参照元】
https://g80.bimmerpost.com/forums/showthread.php?t=1928973&fbclid=IwAR1W40Nl9ty-IU0yfgliqgGmvcI1sBrXv0hKx05BGe9zNCaO5nlUSZV9lK4