BMWは8シリーズ クーペ G15 カブリオレ G14 グランクーペ G16へゴールデンサンダーエディションを追加設定しました。
BMW 8シリーズ ゴールデンサンダーエディションとは?
BMWはフラッグシップシリーズである8シリーズの各モデルにゴールデンサンダーエディションを設定しました。
ゴールデンサンダーエディションは8シリーズ クーペ G15、カブリオレ G14、グランクーペ G16の840i、840d xDrive、 M850i xDriveへ設定されています。
特に限定発売などの表記はありませんので、通常のカタログモデルといて追加設定されたものと思われます。
要するに、M sportと同じ扱いだと思われます。
ゴールデンサンダーエディションの主な装備は以下の通り。
- ボディカラーはサファイアブラックメタリック or フローズンブラックメタリック
- 専用ゴールドストライプ
- BMWインディビジュアルのハイグロスシャドウライン
- ブラックブレーキキャリパー
- 専用ゴールドホイール&サイドミラーカバー
- ゴールデンサンダーエディションロゴ入りシート
などゴールドにこだわった専用装備が特徴です。
なお、エンジンやサスペンションなどの主なスペック、装備に関してはベースグレードと共通です。
主なターゲットは中国市場か?
今回設定された8シリーズ ゴールデンサンダーエディションが日本に導入されるかは未定です。
しかし、今回の企画から考えて狙いは中国市場での8シリーズの拡販が目的だと考えられます。
御存知の通り、中国人はゴールドが好きなお国柄です。
いつの頃からか、アップル製品のカラバリにゴールドが加わっていますが、その理由は中国での拡販だと言われています。
要するに、中国人はゴールドが好きだからゴールドの商品を販売すれば売れるんじゃないの?という作戦です。
現在のBMWは中国市場を強く意識した商品開発が行われていると言われています。
現在の7シリーズセダンのLCIにおいてボンネットのデザインを変更してまで大型のキドニーグリルを設定したのも、中国市場でのBMWのブランディングのためと言われています。
また、先日発表された4シリーズクーペ G22のあの巨大なキドニーグリルも同様の理由だと言われています。
BMWはそれだけ中国市場中心に開発を行うことで世界販売台数の引き上げを狙っていることになります。
たぶん日本では販売されないと思う
この8シリーズ ゴールデンサンダーエディションは日本では販売されないと思います。
または販売されても限定車の扱いが予想されます。
日本ではこのように派手なモデル、特に8シリーズの様な大型車では人気が出ないと思われるからです。
日本では裕福層の比較的年齢層の高い人が購入する車になりますので、どちらかと言うと落ち着いたボディカラーの方が人気だと思われます。
これがM2やM4などのスポーツモデルであれば多少はニーズがあると思いますが、8シリーズでは厳しいと思います。
世界的に見て8シリーズの販売は苦戦を強いられていると言われています。
なので、中国市場での販売をお手軽に強化するのが今回のゴールデンサンダーエディションの設定の目的ではないでしょうか?
一応欧州でも販売される見込みですが、主な販売先は中国になると思われます。
【引用・参照元】