(出典元:http://www.bmwblog.com/2014/09/09/next-generation-bmw-6-series-takes-shape-know-far/)
2019年頃にモデルチェンジになると思われるBMW 6シリーズですが、ひょっとすると噂の8シリーズに統合されかもしれません。つまり、6シリーズは現行型が最後?になるのでしょうか?
現行6シリーズグランクーペは5シリーズの派生ではない
そもそも現行のBMW 6シリーズ グランクーペ(F06)は5シリーズの派生ではなく7シリーズからの派生です。BMWのF系のコードネームを見ればひと目でわかります。
・F0X:7シリーズ
・F1X:5シリーズ
このようにFからの1桁目が0(ゼロ)の場合は7シリーズ系、1桁目が1(イチ)が5シリーズ。つまり、6シリーズグランクーペは7シリーズからの派生であり、クーペ(F12)やカブリオレ(F13)は5シリーズからの派生になります。
つまり、元々は6シリーズのグランクーペは7シリーズセダンのクーペ版、8シリーズグランクーペになるはずだった思われます。それがなぜ6シリーズグランクーペになったかは不明ですが。
次期6シリーズグランクーペは8シリーズグランクーペへ
現在ネットではBMW8シリーズの復活が噂になっています。
ご覧の通り以前存在した8シリーズの面影を残したプロトタイプのようですが、8シリーズの開発は進められていることは確かです。これがG0X系7シリーズのクーペ版としてデビューした場合は、3シリーズ同様に、奇数(セダン系)偶数(クーペ系)としてきれいにラインナップを整理することが可能です。
元々6シリーズグランクーペはメルセデスのCLS(クーペ系セダン)対策で開発された車だと言われていますので、その際には8シリーズ(クーペ)の開発が間に合わなかったので1番大きなサイズのクーペである6シリーズとして販売されたのかもしれません。
なので、あのボディサイズなら次期型は8シリーズグランクーペとして発売されるのが自然といえば自然です。5シリーズの派生としてはボディが大きすぎますので。
次期6シリーズはどうなるのか?
6シリーズクーペもグランクーペもどうなるかは不明です。ひょっとすると、すべて8シリーズに格上げされてしまうかもしれません。そうなるともちろん価格も1,000万円超の超高級車のクラスになってしまい、普通の人が買える車ではなくなってしまいますね。
そもそも現在の6シリーズも久しぶりに復活したグレードですから、元々長く存在しないクラスだったことを考えると、6シリーズの廃止もあり得なくない。
BMWは現在ダウンサイジングの方向性になっていますので、5シリーズですら4気筒がメイン。次期G型5シリーズには1.5Lターボからラインナップに加わるなんて話も聞こえていますので、5シリーズの派生のクーペと言われても4シリーズで代用することも考えられます。
現在のF系3シリーズ/4シリーズもボディサイズだけを見れば2代前の5シリーズと変わらないサイズに成長しています。なので、5シリーズはセダンのみ。グランクーペやクーペが欲しい人は4シリーズか8シリーズをチョイスしてくれ。そんなラインナップになってもおかしくはない気がしますが、あなたはどう思いますか?