BMWのカーナビやオーディはiDriveというコンピュターによって制御されています。そのiDrive機能の各種設定を行うことをコーディングといいますが、メーカーは常にコーディングできないようにしています。
コーディングとは・・・
BMWの車は世界中に輸出されています。そして、世界中の国々が車の機能などに独自のルールがあり、それらをクリアしなければその国では販売できません。
昔は各国仕様の車を別々に製造していましたが、最近は物理的な部分以外はすべてコンピュターの設定変更で各国の仕様に変更します。
コンピュターの設定を変更するだけですから、大量に同じ製品を作ることが可能になり、コストダウンができることが最大のメリットです。
つまり、BMWの個々の車には世界中の規制に適応したプログラムが組まれており、その設定を変更させることをコーディングと呼びます。
極端な話、ドイツとまったく同じ仕様の設定が日本でも可能ということになります。まあ、そんなことをしてもラジオも聞けなくなりますが。
コーディングはできれば阻止したい
BMWもアフターマーケットでコーディングされることを嫌っています。トラブルの元になることを恐れているからです。
今では普通になりつつあるデイライトも少し前まではNGでした。日本にはデイライトに関する法律が無かったからです。
なので、デイライトが元で事故が発生した場合にディーラーやメーカーに責任が及ぶことを懸念している訳です。
よって、新型車が出る度にコーディングができないように対策が行われますが、上記のように対策品の対策品が登場するといういたちごっこが繰り返されています。
新型BMW 5シリーズ(G30)、7シリーズ(G11)のTVキャンセラー
最新のBMWだとTVキャンセラーはコーディングではなく、物理的な配線の加工で対応していましたが、今回従来のコーディングでもTVキャンセラーが機能するようになったようです。
こちらの新型PLUG TVだと従来通りODB2ポートに差し込むだけでTVキャンセラーができるようになりました。
おまけに、エンジン始動時にiDriveに表示される警告書(注意書き)も同時に非表示にしてくれるというおまけ付きです。
配線加工が不要になったことで、その場ですぐにTVキャンセラーが機能するので便利です。
もし、新型BMW 5シリーズ(G30)、7シリーズ(G11)でTVキャンセラーでお困りの方はPLUG TV+ BMW リカバリーモード搭載 PL2-TV-B002をお試しください。
Reference:plugconcept.jp