先日お伝えしたように屋根が閉まらない問題を解決するために、藁にも縋る想いでディーラーにZ4を預け、問題が解決できたと思った瞬間の事故の報告。
これって験(げん)が悪い、つまり縁起が悪い感じがして仕方がありません。
そんな話をディーラーの営業さんと話をしていると、今回の事故のお詫びについてご提案させて欲しいと言われました。
事故、不具合のある車は直ぐに乗り換え
不具合のある車を直ぐに乗り換える理由
私はこれまで十数台の車に乗ってきましたが、その中には事故や不具合の関係で短期間に乗り換えた車があります。
きっかけはもう30年近く前の話ですが、初めてBMWを認定中古車で購入した時の話になります。
初めての輸入車、それも中古車ということで価格は少し高かったですが、4年落ち、走行距離浅めのE36セダンを正規ディーラーの中古車店で購入しました。
納車後すぐにATの変速に違和感を感じました。
このときのディーラーの対応が非常に悪く、結局私はE36を所有していた約4年間のうち2年近くディーラーと揉め続けることになりました。
そんな経験をしていることもあり、不具合のある車は早々に乗り換えるのが得策であると考えるようになりました。
なので、その後にステアリングの異音がすることがわかったR53 MINIなども短期間で乗り換えています。
事故した車を直ぐに乗り換える理由
事故に関しては私が原因の事故ではなく第三者が原因で発生した事故になります。
私はこれまでの運転歴の中で私が原因の大きな事故を起こしたことはありません。
しかし第三者が原因の事故はかなりの経験をしています。
一番多いのが俗に言う「オカマを掘られる」、つまり後方からの追突事故。
記憶あるだけも5~6回経験していて、その全てが信号待ちでの追突ですから私には非がない。
一番最初の事故は、私が大学生時代に初めて購入した車であるホンダ車でした。
この車は所有期間約3年間の間に2回ぐらい後方から追突されています。1年に1回のペースです笑
そして、社会人になった時に購入したホンダ車も2回ぐらい追突されています。
よって、事故を起こした車は験(げん)が悪い(縁起が悪い)と思うようになり、それ以降追突されたり駐車場でぶつけられたりした車は、可能な範囲で乗り換えるようにしています。
2025年10月生産の日本向けの最後のZ4 G29
見込み発注のZ4
事故を起こしたディーラーの営業マンからお詫びの言葉と手土産をもらった後に、営業マンからこんな話を聞きました。
2025年10月に生産されたZ4が日本に入ってくる最後のZ4だという話。

確かに新車のオーダーはそれ以前に終了していますが、生産は10月まで行われている。
だから、そのタイミングでオーダーされたZ4は、これから日本に入ってくることになります。
そして、その中には見込み発注のZ4が何台かあるとのこと。
私は興味半分で見込み発注のZ4の仕様を聞いてみると、1台興味ある仕様のZ4があることに気づきました。

この時に即買いしそうになったボディカラーがスカイスクレイパーグレー、内装がコニャックの仕様のZ4です。
即買いしそうになったZ4はM40iですが、今回見込み発注のZ4は20iの違いはありますが、仕様としては同じになります。
この1台はとても気になる1台になります。
下取りと値引き(お詫び代込み)の大きさにびっくり
営業さんは私が中古のM40i スカイスクレイパーグレーの車を即買いするのを我慢して、現在の赤い20iを購入した経緯をしっています。
なので、私が見込み発注のスカイスクレイパーグレーの車に興味を持つことは計算ずくだったのでしょう。
営業さんから見せられた見積書には、私のZ4を頭金にして新車のスカイスクレイパーグレーのZ4を購入する見積書が作られていました。
さすがに金額の詳細をここには書くことは避けますが、私もこの営業さんから何台もBMWを購入しているので、条件が良いか悪いかの判断はできます。
私が過去に見た見積もりの条件の中でもかなりの条件が記載されています。
営業さんから一言、「お詫びとしてがんばらさせていただきました」
験(げん)が悪い赤いZ4か?気分一新の新車のZ4か?
魅惑のバリューロン

私も新車は予算的に購入できませんよ、と過去に一度購入を断念していたのですが、今回の見積もりの条件はかなり良い。
私のZ4を頭金+値引きの残債をバリューローンで設定すると、月々の返済額は私の想像以上に少ない。
もちろん、バリューローンなので金利は発生しますが、返済金額だけを見れば返済可能な金額になる。
ファストトラックパッケージ
ただし、残念な部分はあり、それはファストトラックパッケージが装備されていないということ。
- 19インチアルミホイール
- 4ポッドブレーキキャリパー(青)
- Mアダプティブダンパー
この3つが装備されているZ4をあえて購入したので、これらが装備されていないのは残念としか言いようが有りません。
ちなみに、今回入荷する最終ロットの見込み発注なZ4には、1台もファストトラックパッケージ装着車は存在しないことも確認済。
験(げん)が悪い赤いZ4

確かに既に私の赤いZ4は験(げん)が悪い状態だと言えます。
幌が閉まらない問題だけであれば、私も条件がどれだけ良かったとしても新車に乗り換えることを検討はしなかったと思います。
現に一度検討するまもなくお断りしていますので。
ただし、幌が閉まらない問題+事故はかなり験(げん)が悪い状態になったと思います。
今回の事故に対して私はディーラーに対して怒ってはいるものの、覆水盆に返らずなのでその後の対応さえしっかり行ってもらえれば良いと考えています。
幌が閉まらない問題というか、その原因がショップでは解決できない、最終的にはディーラーでないと解決できないことに一抹の不安を今回のことで感じています。
そこに今回の事故ですから、やはり験(げん)が悪い。
そんなことが頭の中でぐるぐると駆け巡った結果、私は日本に最後に入荷するZ4の1台を購入することにしました。
納期は2月ですから12月末に一旦私の手元に戻ってきたZ4は、年明けの早い時期には引き渡しの準備をしなければいけません。







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