トヨタと共同開発されていれうBMW Z4の後継車種の名称はZ5ではなくZ4のままのようです。コードネームはG29ということも確定のようです。どこでZ5という名称が噂されるようになったのでしょうか?
新型BMW Z4(G29)がトヨタ・スープラと兄弟車になる
これまでトヨタ・スープラのモデルチェンジ情報から新型BMW Z4(G29)の情報を推測してきましたが、ここまではBMW Z4の新型車はBMW Z5という名称に変更されるという話になっていました。
しかし、実際には名称変更はされずに新型BMW Z4(G29)として発売されることが濃厚になってきたようです。今までのZ5という名称はどこからでてきて、なぜそういう噂になったかは不明ですが、どうもZ4という名称が継続されることがほぼ確定のようです。
これでトヨタ・スープラの方の状況もさらに推測しやすくなってきました。
新型BMW Z4(G29)はF30系の足回りを流用
情報をまとめると現行のBMW Z4もシャシーやサスペンションは3シリーズからの流用で開発されていることはよく知られていますが、今回の新型BMW Z4(G29)もF30系の3シリーズからシャシーやサスペンションが流用されて開発されているようです。
なので、ボディサイズも現行のBMW Z4とほぼ同じか少し大きくなり、F30系3シリーズよりも小型というサイズが予想できます。そして、エンジンなどのラインアップもF30系3シリーズに準じる形になると思われますので、4気筒、6気筒モデルになると思います。さすがに3気筒はラインナップされないと思いますが。
新型トヨタ・スープラもトヨタ86よりも大きいけど旧トヨタ・スープラよりも小さい
新型BMW Z4(G29)がF30系3シリーズのシャシーやサスペンションを流用して開発されているということは、新型トヨタ・スープラも同様になるということです。
よって、ボディサイズもトヨタ86よりは大きいですが旧型のトヨタ・スープラよりも小型のモデルになることが想像できます。BMW Z4(G29)に関してはラインナップ構成上はそれでよいと思いますが、トヨタ・スープラに関しては少し残念な結果になるかもしれません。
トヨタ・スープラはトヨタ自動車の最上級スポーツタイプの車、フラッグシップモデルであった訳ですが、それが車格的にはBMWの3シリーズと同程度になる訳ですから、フラッグシップモデルとは言いづらい。
確かに現在トヨタにはレクサスというブランドがあり、レクサスがトヨタ自動車の最上級レンジですから、トヨタブランドのスープラがレクサスを超えることは難しい、ということになるんでしょうね。
さらに私が予想していた新型トヨタ・スープラのBMW版が新型BMW 6シリーズになるという仮説もかなり難しくなったような気がします。6シリーズを名乗るにはボディサイズが小さすぎるからです。
一応6シリーズは5シリーズのクーペ版という位置づけが基本ですから、今までの考え方からすると6シリーズにはなりえない。そうなると、当面6シリーズは現行モデルを継続販売するか、一旦グレード自体が消滅する、ということも考えられます。
どちらにしても、新型BMW Z4(G29)と新型とトヨタ・スープラは2018年ごろ発売される予定です。2018年にはハッキリしたことが分かるということは確かです。