やっとBMW8シリーズ(G15)の生産が開始されました。

BMW8シリーズ(G15)の生産開始

BMW8シリーズ(G15)はドイツのBMWの工場でやっと生産が開始された模様です。

英国では11月に販売開始ということなのでドイツ国内でも同時期か少し早いタイミングで販売が開始されると思います。

英国で11月に販売開始ということは日本向け(右ハンドル)も年明けの早いタイミングで販売開始されると思われます。

最近は欧州車も日本との販売開始時期がそんなに遅れなくなっていますし、生産台数が多い車でもありませんから日本での販売も時間はかからないはずです。

欧州、北米、そして日本(最近は中国も)は世界販売シェアが高い国ですから日本国内での販売もBMWは力を入れてくると思います。

早くBMW8シリーズの実車を見てみたいものですね。

なぜM850iと840dから販売されるのか?

通常ではベースグレードとなるグレードから販売開始され、後にMモデルなどのハイパフォーマンスモデルが販売されるのが今までのBMWの販売方式です。

しかし、今回はM850iというMパフォーマンスモデル(Mモデルとベースグレードの中間)mから販売されているのかが不思議です。

また、ベースグレードが84odというディーゼルエンジンモデルということも気になります。

欧州ではガソリンエンジン車と同等かそれ以上にディーゼルエンジン車のシェアが高いことは知っていますが、アメリカや日本ではそこまでディーゼルエンジン車のシェアは高くはありません。

また、8シリーズという高級車、それも高級スポーツカーの分類に属する8シリーズであればなおのことディーゼルエンジン車の販売は期待できません。

しかし、生産が開催されているグレードはM850iと840dということになっていますので、ベースグレードのガソリン車の販売までは少し時間がかかると思われます。

おそらく日本ではまずはM850iのみ販売が開始され、順次ベースグレードのガソリン車がラインナップに加わっていくという順序になると予想されます。

当然マーケティングに基づいて販売時期を決めていると思いますが、今の所BMWのマーケティングの意図は不明です。

M850iの日本での販売価格は?

英国での販売価格を参考に日本の販売価格を考えるとM850iで約1,500万円ということになります。

日本でのM5(F90)の販売価格が約1,700万円であることを考えると、車格との兼ね合いで妥当ということができると思います。

ちなみに、840dの英国での価格は日本円で約1,100万円ということですから、ベースグレードのガソリン車の価格も概ね1,000万円からスタートすると予想できます。

約1,000万円という価格は私が乗っていたF06型640iグランクーペとほぼ同額ということになりますので、6シリーズから8シリーズへ格上げされたとしてもベースグレードの価格帯はほど同額と言えますので、まずは一安心ということが言えますね。

ただし、この後に控えているM8は間違いなくM5よりも高いプライスタグが付くと思われますので日本で2,000万円程度と考えるのが妥当でしょう。

車両価格が2,000万円ということはライバルはポルシェ911などになりますので、それと同等のパフォーマンスや高級感が求められるので、楽しみでもあり、雲の上の存在ということにもなります。

仮にM8の価格が2,000万円だと仮定した場合、バリューローンで購入すると金利を考えずに計算すると・・・

  • 車両価格:2,000万円
  • 3年後残価設定:50%
  • 1,000万円/36ヶ月:約27万円

ということになりますので実際には金利を含めると月々30万円後半から40万円ということになりますね。

庶民では絶対に買えない金額です。。。

それでも早く実車を早く見たいと思うのがクルマ好きの性ですね。

【引用・参照元】

https://www.autocar.jp/news/2018/06/16/297167/