BMWの「スカイトップ」は、特別仕様の高級コンバーチブルで、限定50台のみの製造が予定されています。手動で取り外せるタルガトップを持ち、豪華なデザインと高性能が特徴です。最近、BMWのデザイン責任者がInstagramで製造意欲を示し、顧客に購入意向を確認するメールが送信されていることが報じられています。
【この記事のポイント】
高額な限定生産車
BMWスカイトップは50万ユーロ(税込)で、限定50台のみの生産が予定独自のデザインと性能
タルガトップを持つ優雅なデザインと、強力なV8エンジン搭載が魅力将来の価値と投資
限定生産車のため、希少性が投資としての魅力
BMW スカイトップの価格と生産計画
価格設定について
BMWスカイトップの価格は50万ユーロ(税込)(約8,000万円)で、これは非常に高額です。
比較として、BMWの過去の高額車両である3.0 CSLは約75万ユーロ(1.2億円)でしたが、スカイトップも限定生産のため、プレミアム価格が設定されています。
この価格は、特別仕様であることを反映したものです。
生産台数とその背景
スカイトップは限定50台の生産が予定されており、この台数は非常に特別です。
限られた台数での製造は、その希少性を高め、価値を保つための戦略です。
BMWはこの特別な車両で、顧客に対してユニークな体験を提供し、高級車市場での存在感を強調しています。
スカイトップの特徴と仕様
外観とデザイン
BMWスカイトップは、コンコルソ・デレガンザ・ヴィラ・デステやグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初披露されました。
特徴的なデザインは、優雅でありながら力強さを感じさせ、手動で取り外し可能なタルガトップが特別な魅力を加えています。
このタルガトップは、オープンカーの楽しさを最大限に引き出す仕様です。
内装と快適性
スカイトップの内装は、M8コンバーチブルの流用部分と新たな改良が施されています。
特に、内装のデザインは高級感があり、使い勝手を向上させています。
ただし、旧型のiDriveスクリーンは時代遅れに見える可能性があり、将来的にはさらに進化が期待されます。
エンジンと性能
スカイトップには、BMWの最強V8エンジン「N63」、4.4リットルツインターボが搭載される予定です。
このエンジンは、M5 CSでの626馬力に匹敵する力強さを誇ります。
期待される性能は、スカイトップの高価格に見合うだけのパフォーマンスを提供し、ドライビングの楽しさを引き出すでしょう。
BMW スカイトップを購入する価値はあるのか?
購入価格に対する価値の検討
BMWスカイトップの価格50万ユーロは、特別仕様の価値を反映しています。
この価格に見合う特別さは、限定生産での希少性と独自のデザイン、エンジン性能にあります。
競合する同価格帯の他の車両(例:フェラーリやポルシェ)と比較しても、そのユニークな魅力は一線を画しています。
投資としての観点
スカイトップは限定50台の生産で、将来的には価値が上昇する可能性があります。
限定生産車両は一般的に価値が高まる傾向があり、希少性が価格を支える要因となります。
将来的に希少価値が増し、収集家や投資家から高い評価を受けることが期待されます。
私がBMW スカイトップを購入しない理由
私が手元に有り余る資金を持っていたとして、BMWからスカイトップの購入を勧められたとしても私は購入しないと思います。
理由はこのBMW スカイトップのレビュー動画を見たい際に、BMW スカイトップへの興味がなくなりました。
8,000万円もする車の屋根を手動で外し、外した屋根をトランクに自分で収納したくはない、と思ったからです。
BMW スカイトップほど高級車ではないポルシェ911タルガでも電動開閉式のタルガトップになっています。
私は以前からオープンカーが好きで何台か所有したことがありますが、いつかはポルシェ911タルガも所有してみたいと思っています。
それはオープンカーが好きという理由の他に、この自動開閉式のタルガの機構がカッコいいと思っているからです。
BMWが真の高級車メーカー(フェラーリやポルシェ、ランボルギーニなど)を目指すのであれば、デザインやエンジンスペック以外の部分でも「特別感」を出す工夫が必要なのではないか?と思います。
Reference:bmwblog.com