ついに実車のBMW 4シリーズ クーペ G22(おそらくM440i)のキドニーグリルがスクープされました。
もうBMWのキドニーグリルの大型化は避けられない
昨日の記事で大きなキドニーグリルが嫌ならBMW アルピナ B3 G20を購入したら?という記事を書きましたが、ついにBMWアルピナかBMW M3 G80/ M4 G82を購入するかを真剣に考える時期が来ました。
この写真はインスタグラムに掲載されたBMW M440i クーペ G22と思われる車両のボディカバーを外した状態で撮影された写真です。
既に偽装がない状態での完全フルヌード状態のキドニーグリルが大きく取り付けられていることが写真を見れば一目瞭然です。
以前アウディのグリルが大型化(ダブルグリルからシングルグリル)されましたが、その時もアウディファンの中では賛否両論が激しく飛び交っていたと記憶しています。
アウディにしてもBMWにしてもフロントグリル=フロントマスクは車の顔として各自動車メーカーのアイデンティティを示す重要な部分ですから、ファンの反応も大きくなるのは当然。
特に今回のBMW 4シリーズ クーペ コンセプトから始まった3シリーズ、4シリーズ(Mモデル含む)のキドニーグリルの大型化問題はこれで一旦回答を得た形になり、今後はこれがBMWの顔としてふさわしいのかどうか?という議論になると思われます。
ちなみに、この大きなキドニーグリルがフィン形状ではなくメッシュ形状であることから、スクープされた車両はM440iと思われます。
テールランプはミニ8シリーズ化的な正常進化デザイン
フロントと同時にテールランプの写真もインスタグラムに掲載されています。
こちらは既に販売が開始されている8シリーズの系統のデザインを継承した正常進化なデザインになっている模様。
しかし、ボディの幅が違う、ナンバープレートの位置の違いなどで8シリーズほどワイドな印象はありません。
そこが少し残念な感じもしますね。
その代わり、F30 3シリーズからの系統を引き継ぎブレーキランプの形状がL字?U字型のような複雑な形状にすることで新鮮さを演出しているとも思えます。
どちらにしても、これで新型4シリーズ クーペ G22の最大の懸念事項であったキドニーグリルの形状が確定したことは、良いか悪いかは別にして論争に終止符を打つ結果になります。
3月のジュネーブモーターショーで全てがはっきりします
BMWは3月に開催されるジュネーブモーターショーで新型M3 セダン G80、M4 クーペ G82、そして4シリーズ クーペ G22を正式に発表すると公言しています。
もうスクープ写真が公開されてしまった現在ではサプライズがジュネーブモーターショーで行われることは少なくなると思われますが、細かいスペック、仕様なども合わせて公開されますので、新事実もたくさん盛り込まれると思われます。
現在の材料だけでM3 G80/M4 G82がどれだけの多くのファンを獲得、または悲しむ結果になるかは不明ですが今後情報が公開されるごとに、私達はこれらのBMWを購入するのか?購入しないのかの判断が求められます。
個人的には基本的には大きなキドニーグリルには反対派ですが、最後はトータルバランスと「慣れ」なのでやはり最終判断は実車を見てからの判断になると思います。
【引用・参照元】