この記事は「関西避暑地 or 紅葉1泊2日ドライブコース~貴船・びわ湖テラス・メタセコイア並木」の2日目(続き)です。
「関西避暑地 or 紅葉1泊2日ドライブコース~貴船・びわ湖テラス・メタセコイア並木」の1日目の記事はこちらです。
関西の避暑地 or 紅葉を求めて1泊2日のドライブをするプランの2日目の様子をお伝えします。
今回は関西と言いながら、奥琵琶湖まで来たので一気に北陸方面まで足を伸ばします。
1. 絶景スポット巡り
奥琵琶湖の「つづら尾崎展望台」や福井の「三方五湖」など、湖や山々の絶景ポイントを巡る
2. ドライブコースの楽しさ
奥琵琶湖パークウェイや三方五湖レインボーラインなど、風景を楽しみながら快適に走れるワインディングロードが充実
3. リラックス&充実の旅
展望台での休憩やご当地ソフトクリームも楽しみつつ、帰路は快適な高速道路で負担を軽減
つづら尾崎展望台(奥琵琶湖パークウェイ)
つづら尾崎展望台は、滋賀県高島市に位置し、琵琶湖を見渡せる絶好のロケーションとして知られています。
今回宿泊した奥琵琶湖マキノグランドパークホテルから車で30分程度到着しますので、琵琶湖北端まで来られた場合は立ち寄りやすい場所です。
標高400mの位置にあり、ここからは広大な琵琶湖の湖面、湖西の山並み、晴天の日には遠く比良山系まで一望できるため、四季折々の風景が楽しめるスポットです。
つづら尾崎展望台は、観光ドライブコースとしても人気が高く、車でアクセスできるため、多くの観光客が気軽に訪れることができます。
個人的には景色を楽しむというより展望台までのワインディングロードを楽しみたかった、というのが本音です。
その期待通りに適度なワインディングが続き、軽く流しながら走るにはちょうどよい道です。
走行中にあまり景色が堪能できないのが少し残念なところですが。
また、展望台周辺にはベンチや休憩スペースが整備されており、ゆったりと湖の眺望を楽しみながらくつろげるのも魅力の一つです。
しかし、展望台駐車場横には奇妙なものも存在します。
「どうぶつの森」と「恋人の聖地」
名称は「どうぶつの森」というこの広場にはキリンやゾウなどの動物の象の像が多数展示されています。
なぜ、ここにペンギンや象の像が展示されているのかはどこにも理由が書かれていないので不明です。
さらに、その「どうぶつの森」の中には・・・
どうもこのつづら尾崎展望台は「恋人の聖地」に認定されており、その象徴としてハート型の象が設置されているらしいです。
「恋人の聖地」とは、観光地や展望台など全国のロマンチックなスポットを対象に、NPO法人地域活性化支援センターが指定している場所です。
2006年からこの活動が始まり、「恋人の聖地」としての認定を受けることで、地域の観光促進や活性化を図ることが目的とされています。
この指定を受けたスポットは、恋愛成就の祈願やプロポーズのシーンに最適とされ、若者からカップルまで幅広い層に人気を集めています。
では、なぜこのつづら尾崎展望台が「恋人の聖地」として認定されているのか?
「丸子船が運ぶ恋/奥びわ湖 長浜」としてHPでは説明されていますが、その説明は「無理やり感」が強い気がします。
どっちにしても、「どうぶつの森」と「恋人の聖地」が同居していることが最大の謎です(笑)
三方五湖(三方五湖レインボーライン)
もう既に滋賀県の北部まで来ていますので、福井県の三方五湖まで約1時間程度ですからドライブには丁度よい距離化だと思います。
三方五湖は、福井県若狭町と美浜町にまたがる、三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖からなる五つの湖の総称です。
各湖の水質や成分が異なるため、湖それぞれに異なる色合いが見られ、四季を通じて表情豊かな風景が楽しめます。
特に秋には湖周辺の紅葉が美しく、観光客が多く訪れる人気スポットです。
三方五湖の近くには「三方五湖レインボーライン」と呼ばれる有料道路が通り、ドライブやツーリングでの観光に最適なルートとなっています。
レインボーラインは、若狭湾国定公園の景観美を楽しめる山道として整備され、山頂付近には「レインボーライン山頂公園」があります。
この公園からは三方五湖や日本海、さらには若狭湾の絶景を一望することができ、特に人気の高い観光地です。
かなりの急勾配を登っていますので私のような高所恐怖症の人間にはちょっとつらい乗り物です(笑)
この写真ですと左が日本海、右が少しだけ三方五湖の一部が写っている感じです。
三方五湖の特徴は5つの湖の水の色が全て違う
そして、水の色の違いは水質の違いであり、水質の違いでそれぞれの湖の生き物も違います。
三方五湖の各湖が異なる色を持つ理由は、水質や塩分濃度の違い、流入する川の影響、周囲の環境など、複数の要因が重なっているからです。
以下、それぞれの湖の特徴について簡単に解説します。
- 三方湖:五湖の中で最大の湖で、淡水が豊富に流入するため、比較的透明度が高い淡水湖です。水草やプランクトンが多く、湖水は緑がかった色を見せます。
- 水月湖:過去の地層が層状に堆積し、湖底に独自の年縞が形成されているため、特定の光の反射で青みを帯びた色に見えることがあります。淡水湖であり、湖面が滑らかで、他の湖とは異なる静かな青色を放ちます。
- 菅湖:河川とつながっており、豊富な栄養分が流入するために緑色が強く見える傾向があります。水質が影響し、湖水は少し濁りがある緑色を呈します。
- 久々子湖:海水が混ざっている汽水湖で、塩分濃度が他の湖より高く、湖水はやや青みがかった色合いになります。海との交流が色彩に影響を与えています。
- 日向湖:塩分濃度がさらに高く、湖の色が青みがかったグレーになることが多いです。海水との接続があり、潮の満ち引きによる影響で湖の色合いが変化します。
こうした自然条件の違いが湖それぞれの独特な色合いを生み出し、観光客が楽しめる三方五湖の魅力を形成しています。
そして、山頂ではこの五湖と日本海とを見比べることもできますので、合計で6色の色を見ることができます。
三方五湖レインボーラインを気持ちよく走るのも楽しいですが、山頂公園で五湖と海を見比べるのもある意味神秘的な体験ができると思います。
ちなみに、ソフトクリームが美味しい(笑)
三方五湖からは舞鶴経由で帰路へ
三方五湖でソフトクリームを堪能したら、少し早いですが帰路に向かいます。
帰路の経路は三方五湖レインボーラインから舞鶴経由で関西を目指します。
ほぼ全て高速道路または自動車専用道路ですので、想像以上に快適に、かつ早く関西方面に帰ることが可能です。
途中丹波篠山で途中下車して道の駅などに寄り道して、帰宅したのは18時前ですから2日目の午後はほぼ運転していることになりますが、アクティブクルーズコントロールのおかげで疲れがかなり軽減できますね。
2日間でその走行距離は概ね500km程度でしょうか?
夫婦2人で交代で運転できるのであれば、そんなに疲れないプランだと思いますので、夏なら避暑地を目指して、秋なら紅葉を探しにドライブに行かれてはいかがでしょうか?
関西避暑地 or 紅葉1泊2日ドライブコース(1日目)
(Google mapのURL:関西避暑地 or 紅葉1泊2日ドライブコース(1日目))
走行距離:約150km
出発:9時
到着:17時30
※Google mapの経路は参考経路です。
関西避暑地 or 紅葉1泊2日ドライブコース(2日目)
(Google mapのURL:関西避暑地 or 紅葉1泊2日ドライブコース(1日目))
走行距離:約250km
出発:9時
到着:17時
※Google mapの経路は参考経路です。