BMWのCTOであるフランク・ウェーバーがインタビューで今後発売されるBMWについて興味深い話をしています。

次期型のBMW M4はEV(電気自動車)化される

BMWのCTOであるフランク・ウェーバーはインタビューの中で次のように述べています。

The rumour mill has indeed pedalled for some time a new 1MW (that’s 1000kW or 1360bhp in old money) supercar, which may emerge as the ultimate M4 successor.

噂の工場は確かにしばらくの間、新しい1MW(1000kWまたは古いお金で1360bhp)のスーパーカーを漕いでおり、これは究極のM4後継車として登場する可能性があります。

(Google翻訳より)

新設の工場(恐らくEV専用の工場)では今後1MW(1,000kW、1,360bhp)の車を製造する予定があり、その車は将来のM4(またはその後継車)として登場する可能性がある、と述べていることになります。

現在販売が行われているG82型M4の次の世代のM4はやはりICE(内燃機関エンジン)モデルではなく完全なEVモデルとして開発が行われていることになります。

G82型M4の後継モデルが登場するのは2028年頃だと思いますので、2030年または2035年の欧州における完全なEVへの移行に向かう方向性はもう避けようがない事実として捉える必要がありそうです。

BMW4シリーズ、8シリーズのクーペ&カブリオレは6シリーズとして統合される?

またBMWのCTOのフランク・ウェーバーは現在のクーペ&カブリオレモデルの販売不振にも触れており、4シリーズ、8シリーズのクーペ、カブリオレモデルの継続販売は難しいと指摘しています。

そして、その代替として2026年に改めて復活する予定の6シリーズにおいて廃止される4シリーズ、8シリーズのクーペ&カブリオレを統合したモデルを発表すると述べています。

その際には8シリーズグランクーペは引き続き継続して販売されることになりますが、その際には8シリーズではなく7シリーズの1つとして存続する可能性が高い。

つまり久しぶりに復活した現行型8シリーズは1代限りでまたも廃止される可能性が高いことを意味します。

また4シリーズグランクーペに関しても継続して販売が行われる予定となっていますが、これが4シリーズとして継続なのか?3シリーズに統合されて継続されるのかは今の所不明です。

BMWは今後各シリーズのEV化を進めることになりますが、その際には思い切った車種の統廃合を進める可能性がありそうです。

もちろん統廃合の対象になるモデルはセダン、クーパ、カブリオレなどの非X系モデルということになりそうです。

2026年に復活する6シリーズは期待

4シリーズクーペが廃止されるのは非常に悲しいことだと思いますが、6シリーズがクーペ、カブリオレを中心に復活するのは非常に楽しみです。

ボディサイズが大きくなるかもしれないのでそこは少し懸念されますが、4シリーズクーペの延長線上と考えるとそこまでボディが大きくなる心配はないのかな?と思えます。

出来れば旧6シリーズクーペのような後席が付いているが実質は誰も座れないようなクーペではなく、後席もしっかり座れて4名が乗車出来るクーペが理想です。

エンジンに関しては6気筒中心のラインナップが理想です。

価格は高くなるかもしれませんがそこはスポーツカー的なスペックを優先して欲しい所です。

今回4シリーズクーペが廃止されることになるとM4の後継は6シリーズクーペがベースになるということでしょうか?

そうすると上段でお伝えしたG82型M4の後継モデルはM6クーペってことになって、ハイパワーなEVになるってことになる?

そこは非常に残念ですね。

出来ればICEで6シリーズクーペは発売して欲しいですが、次期的にははやりEV化されると考えた方が無難ですね。

どちらにしてもクーペ好きな私としてはクーペが存続できることが一番ですから、6シリーズクーペに期待したいですね。

【引用・参照元】