かなり早いと思いますがBMW X2 F39のLCIモデルと思われる車が発表されました。

BMW X2 F39 MメッシュエディションはLCIモデル?

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うちの嫁さんが2020年2月に購入したBMW X2 F39ですが、この時で発売から1年程度の次期だったと思うのですが、もう既にドイツではLCIモデルと思われる車両が発表されています。

多くの場合はBMWのライフサイクルは7年前後になることが多いので、発売から3年から4年程度でLCI(マイナーチェンジ)を実施する場合が多いです。

しかしBMW X2 F39の発売時期は2018年の春頃なので今回のLCIは発売後約2.5年で実施されたことになります。

またBMWではこのMメッシュエディションを発表した際にはBMW X2 F39のLCIモデルという言い方は現在は行っていない模様なのでBMW的にはこの改良はLCIという認識をしていないのかもしれません。

しかし、外見上の特徴であるフォグランプがヘッドライト下部分から消滅し、エアダクトの中に移設していることから小さな改良ではなくLCI級の改良だと思うのですがどうなんでしょうか?

BMW X2 F39 Mメッシュエディションとは?

今回発表されたBMW X2 F39 Mメッシュエディションの大きな特徴は、キドニーグリルの形状がMPerformanceモデルで採用されているメッシュタイプのキドニーグリルに変更されている点です。

また上段でも書きましたがヘッドライト下部にあった丸形のフォグランプが消滅しエアダクトの中に小型のフォグランプが新たに設置されています。

写真で見る限りではこのホイールデザインも新しいデザインのものが採用されていることが分かります。

ボディーカラーは新色のブルックリングレーが採用され、サイド&ボンネットにはオレンジ色のサイドストライプが入っています。

全体的にはSUVというよりはスポーティーさを演出する外見を強調するデザインになっているのが特徴で、シルバー塗装だったオーバーフェンダーやフロントバンパー下部がすべてブラックアウトされているのは逆にSUVっぽい印象を与えてしまいます。

メカニカルな部分での変更は現在の所不明ですが、エンジンラインナップなどは現行型と同一だと思われます。

シートに関しては現在のトレンドのデザインへ変更

内装に関してはiDriveのモニターがタッチパネル方式に改良されている以外は、シートが新しいデザインへ変更されている程度が変更点だと思われます。

たまたまうちの嫁さんが乗っているBMW X2 F39と同じモカ(濃い茶色)の内装になっていますが写真を見る限りだとそれら以外の違いは見つけることが出来ませんでした。

しかし、今回発表されたBMW X2 F39 MメッシュエディションはBMWのライフサイクルではイレギュラーな改良が施された車両になっています。

今回のイレギュラーな改良が行われた理由は不明ですが、販売面では兄弟車であるBMW X1ほど好調ではないと思われますので、そのテコ入れという面が大きいのではないでしょうか?

以前X4も現行型になる前のモデルもライフサイクルが短い期間でフルモデルチェンジされた経緯がありますので、BMW的には販売計画に遠く及ばいモデルに関しては積極的に改良を施して販売をテコ入れしたいと考えているのかもしれませんね。

【引用・参照元】

BMW X2 M Mesh Edition: Cooler Look, nicht nur in Brooklyn Grey