BMWの新型1シリーズ(F70)がついに発表され、2024年10月に発売予定です。今回は、デザインの進化や最新技術、充実した装備など、多岐にわたる新機能について詳しく解説します。日本市場でも重要な位置づけとなるこの新モデルが、どのように進化したのか、その魅力を徹底的に掘り下げます。
新型BMW 1シリーズ(F70)のデザイン

新型BMW 1シリーズ(F70)のデザインは、従来のモデルから大胆に進化しました。
まず、フロントマスクでは、低くスリムなラインが特徴的です。
これにより、よりシャープでダイナミックな印象を与えます。
また、キドニーグリルも再設計され、斜めのスラットが特徴的です。
これにより、よりアグレッシブなフロントフェイスが実現されました。
リアエンドでは、従来のスタイルを踏襲しつつ、新しいテールライトデザインが採用されました。
特に2分割式のテールライトが新しさを際立たせ、より洗練された印象を与えます。
さらに、サイズの変更もあります。
全長は従来モデルよりも42mm長くなり、全幅や全高も微調整されました。
これにより、車全体のプロポーションがよりバランスの取れたものになり、美しさと機能性が両立しています。
また、ホイールベースも拡大され、より広い室内空間を実現しています。
このデザインの進化により、新型BMW 1シリーズは先進的で魅力的な外観を持つ、次世代のコンパクトカーとして注目されています。
新型BMW 1シリーズ(F70)のインテリア
新型BMW 1シリーズ(F70)のインテリアは、革新的なテクノロジーと高級感あふれるデザインで充実しています。
まず、20インチの曲面ディスプレイが注目を集めています。
この大型ディスプレイは、驚くほど鮮明で視覚的に魅力的な情報を提供し、ドライバーの視界を広げます。
さらに、OS9による統合システムは、機能の操作性を向上させます。
これにより、デジタル・インストゥルメント・ディスプレイとインフォテインメント・システムがシームレスに統合され、操作がスムーズになりました。
また、物理ボタンの削減とタッチスクリーン操作は、使いやすさと洗練された外観を実現しました。
これにより、内装がよりシンプルでモダンになり、操作性が向上しました。
内装材のアップグレードも見逃せません。
特に、アルカンターラや新しいシートデザインは、より快適で高級感のある乗り心地を提供します。
ドライバーや乗員が快適でリラックスした環境で運転や旅行を楽しむことができるでしょう。
新型BMW 1シリーズは、革新的なテクノロジーと高品質な内装で、ユーザーに最高の体験を提供します。
新型BMW 1シリーズ(F70)のエンジンラインナップ
新型BMW 1シリーズ(F70)は、幅広いエンジンラインナップと卓越したパフォーマンスを誇ります。
まず、トップモデルのM135 xドライブには、最高出力300psの4気筒ガソリンエンジンが搭載されています。
これにより、0-100km/h加速タイムはわずか4.9秒です。
一方、ガソリンモデルの「120」では、48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した3気筒エンジンが採用されています。
最高出力170psで、0-100km/h加速は7.8秒となります。
また、燃費性能は欧州WLTPサイクルで16.6~18.8km/lとなっています。
ディーゼルモデルの「120d」と「118d」では、同じく48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した4気筒ディーゼルエンジンが搭載されています。
最高出力はそれぞれ163psと150psで、0-100km/h加速タイムは7.9秒から8.3秒となります。
燃費性能は、19.2~21.7km/lから20.8~23.2km/lとなっています。
このように、新型BMW 1シリーズは高性能なエンジンと効率的なハイブリッドシステムを組み合わせ、力強い加速と優れた燃費性能を両立させています。
新型BMW 1シリーズ(F70)の装備とオプションパッケージ
新型BMW 1シリーズ(F70)は、豊富な装備とオプションパッケージでドライビング体験をさらに充実させます。
まず、Mスポーツパッケージには、スポーティな外観と高性能を提供する様々な要素が含まれています。
これには、アダプティブMシャーシ、スポーツ・ステアリング、18インチの軽量ホイールなどが含まれます。
さらに、19インチのホイールやMスポーツ・ブレーキもオプションとして利用できます。
次に、プレミアムパッケージには、最新のテクノロジーと快適性を組み合わせた装備が含まれています。
これには、アダプティブLEDヘッドライト、ワイヤレス充電機能、コンフォートアクセスなどが含まれています。
これらの機能は、ドライバーと乗客の利便性と快適性を向上させます。
最後に、イノベーションパッケージには、最新のデジタルテクノロジーを活用した高度な装備が含まれています。
これには、ライブコクピットプロフェッショナル(高解像度ディスプレイとヘッドアップディスプレイ)、パーキングアシスタントプラス(360度カメラ、自動駐車機能など)が含まれています。
これらの装備は、ドライバーの安全性と快適性を向上させ、より洗練されたドライビング体験を提供します。
新型BMW 1シリーズ(F70)の安全性と運転支援システム
新型BMW 1シリーズ(F70)は、先進的な運転支援システムを標準装備しており、安全性を向上させています。
これには、前方衝突警告、車線逸脱警告、交通標識認識機能、駐車アシスタンスなどが含まれています。
これらの機能は、ドライバーにリアルタイムでの警告やアシストを提供し、衝突や事故のリスクを軽減します。
さらに、オプションの運転支援システムも利用可能です。
これには、ステアリングおよびレーンコントロールアシスト、自動速度制限アシスト、アクティブクルーズコントロールなどが含まれています。
これらの機能は、自動的に車線を維持したり、周囲の車両との安全な距離を保ったりすることで、ドライバーの負担を軽減し、より安全なドライビングをサポートします。
新型BMW 1シリーズの運転支援システムは、先進的なテクノロジーを活用して、より安全で快適なドライビング体験を提供します。
新型BMW 1シリーズ(F70)の価格
新型BMW 1シリーズ(F70)の価格は、幅広いモデルラインナップに対応しています。
- BMW 116は32,900ユーロ(約4,160,000円)
- BMW 120は37,900ユーロ(約4,790,000円)
- BMW 123 xDriveは43,900ユーロ(約5,550,000円)
- BMW M135 xDriveは56,200ユーロ(約7,100,000円)
- BMW 118dは38,200ユーロ(約4,830,000円)
- BMW 120dは40,500ユーロ(約5,120,000円)
*価格は欧州での価格例
日本市場への導入モデルは、
- BMW 116
- BMW 120d
- BMW M135 xDrive
というガソリン、ディーゼル、Mパフォーマンスのそれぞれ1グレード程度になるのではないでしょうか?
1シリーズ F70に関してはマイルドハイブリッドはあるがEV(電気自動車)の設定がないことから、低価格の116、一番の売れ筋の120dを中心にデビュー当初は販売されると思われます。
日本への導入は現在のところBMW JAPAN公式HPでは2024年末頃とだけ記載されています。
Reference:bimmertoday.de
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