先日BMW M社から発表された新型BMW 3.0 CSL G82ですが、その生産台数の少なさから日本があるのかどうか?は不明でしたが、少しだけ日本でも販売される可能性が高まったかもしれません。

新型BMW 3.0 CSL G82の地域別販売台数の割当が判明

BMW 3.0 CSL G82が公式発表 日本で販売される予定は?

こちらの記事でもお伝えしましたが、新型BMW 3.0 CSL G82の発売が公式に発表されました。

その中でのトピックスとして生産台数はたったの全世界で50台ということ。

過去のBMWの限定車の中でもかなり少ない台数しか生産されないことになりますので、どのような地域で販売されるのか?また各国への割当はどうなるのか?が焦点になっていました。

そのたった50台しか生産されないBMW 3.0 CSL G82の各地域への割当台数は以下のようになりそうです。

  • ドイツ:30台
  • アジア:8台
  • それ以外の国:12台

これが新型BMW 3.0 CSL G82のたった50台しか生産されない車の各地域への割当になります。

一番多いのはドイツの30台ですからBMWのお膝元の国で生産台数の6割が販売されることになります。

そして日本はどうなっているのかというとまだ詳細は明らかではありませんが、アジアに8台割り当てられることになっていますので、この8台のうちの何台かが日本に割当されるのではないでしょうか?

アジアの中でのBMWが注力している試乗は中国ですから、8台の中のほとんどは中国で販売される可能性が高い。

それ以外のアジアの国にはほぼ割当がないと思いますので、8台を中国と日本で分け合う形になるのではないでしょうか?

力関係から言って中国の方が強いでしょうから、半分以上は中国に割り当てられることになると思いますので、中国に5台から6台、日本には3台から2台の割当というところが妥当な線ではないでしょうか?

それ以外の国:12台の割当はどこに割当されるのか?

上記の各地域への割当台数を見て疑問に思うのはアメリカ(北米)が含まれていないことです。

どうもアメリカ(北米)には新型BMW 3.0 CSL G82は仕様の関係で販売出来ないということになっているそうなので、その他の地域の12台にはアメリカ(北米)は含まれないということになります。

そうすると、その他の地域へ割り当てられている12台はどこの国で販売されるのか?

まず今回の新型BMW 3.0 CSL G82は左右ハンドルが生産されることが分かっていますので、日本以外の右ハンドルの国に僅かな台数でも割当られると思います。

なのでその他の地域の中にはイギリスが含まれることはほぼ確定でしょう。

また左ハンドルであっても欧州でドイツとイギリスしか割り当てられないことは考えにくいので、少なくてもフランスやイタリアなどにも数台は割当られると思います。

イギリス、フランス、イタリアの各国に2台から3台程度割り当てたとしても数台あまることになりますので、残りの数台は中東当たりに割当される感じになるのではないでしょうか?

日本に何台割当されても結局は購入出来ませんけどね

BMW M4 CSL G82 2022年9月2日からBMWオンライン・ストア限定で注文受付開始

BMWの限定車はこちらの記事のBMW M4 CSL G82と同様にオンラインで受付し、抽選で購入者が決まるシステムになっています。

一応この抽選は厳正に公平性を持って行われていると言われていますが、本当のところは誰にも分かりません。

BMW M4 CSL G82は日本限定25台でしたが、某BMWチューニングショップなどが購入権利を得ていることを考えるとどこまで厳正な抽選が行われているかは完全なブラックボックスの中です。

確か先日ホンダNSXの最終生産モデルの限定販売があったと思いますが、その際は抽選の様子を動画配信していたと記憶していますので、そのぐらいのことはやってもらわないと納得感が得られませんよね。

また仮に抽選に当たったとしてもBMW 3.0 CSL G82の販売金額は1億円を超える金額になると思いますので、流石にバリューローンが使えたとしても、普通の人が購入出来る車ではありませんからね。

メンテナンスに関しても車両維持などの面でも通常のモデルと同様には整備、点検は出来ないと思いますので、日産 GTRみたいに指定のディーラーでないとメンテナンス出来ない、みたいなこともあるかもしれません。

1人のBMWファンとしては、こういう珍しい車もあったのね、ぐらいの記憶を頭の隅の方に留めておく、そんな車ということになると思います。

【引用・参照元】