先日BMWの公式Youtube動画で一部が公開されたBMW M3ツーリング G81ですが、今回は非公式ながらフルヌード状態のM3ツーリング G81の写真が公開されました。

これが本当にBMW M3ツーリング G81なのか?

先日こちらの記事でBMW公式の情報として2022年12月頃に発売が予定されているBMW M3ツーリング G81のリア部分の映像が公開されたことをお伝えしました。

そして今回公開された写真は多少不鮮明な部分がありますが、BMW公式の映像ではリア部分しか公開されなかったM3ツーリング G81がフルヌードな状態で公開されています。

ただし、この写真に写っている車両が本当に2022年12月頃に販売が開始されるであろうM3ツーリング G81であるのかは?少し疑問に思う所があるのも事実です。

少し疑問に思う部分の1つはM3ツーリング G81と思われる車両が駐車されている場所。

どこかの工場や倉庫というよりは廃墟または建設中のビルの駐車場のような場所であることが不思議です。

まだ発売開始前の車両を保管する場所としてはセキュリティを考えても不自然であるとしか思えません。

仮に車をどこかへ移動させる途中であったとしても写真では屋外と思われる場所が写っていることから、誰に見られてもおかしくない場所に駐車する理由が見当たらないということです。

次に疑問に思う点は映像がかなり不鮮明であること。

最近のスマホのカメラは非常に優秀なので大抵の場所で素人が撮影してもそれなりに鮮明な写真が撮影できることは皆さんも御存知だと思います。

しかし今回公開された写真はかなり画質が荒く、わざと詳細が分からないような画像処理をしている?とも想像が出来てしまいます。

以上の点からこの写真の信憑性には少し疑問がありますが、その正体は現段階では不明ということになります。

この写真が正しければフロント部分は予想通りG80型M3のまま

こちらの写真がフロント部分を撮影した写真。

この部分だけを見ればこの車両がM3ツーリングなのかM3セダンなのか?を判別するのは不可能と思われるぐらい同じデザインになっていることが分かります。

元々M3ツーリングが今回発売出来るようになった要因の1つはM3セダンの存在があったからこそ。

過去のように2ドアクーペモデルしか存在しない場合は4ドア化、ツーリングボディ化するには非常に多くのコストが必要になります。

しかしG80型M3セダンが存在することでツーリングボディ化するコストを大幅に減らすことが出来た結果、M3ツーリングの販売にGOサインが出たと言われています。

なのでM3セダンとM3ツーリングの前半分が全く同じデザインになっていることは必然的な事実ということになります。

余談ですがフローズン系のブラックと思われるこのボディカラーのM3ツーリングはかなりイカツイ感じのイメージになりますね。

感覚的にはツーリングボディのイメージとはかなりミスマッチな気がします。

この写真に写っている車両は本当にM3ツーリング G81なのか?

この疑問に関しては現状では判断出来る材料はありません。

ただし先日BMWが公式に公開したM3ツーリング G81の完成度がほぼ市販車レベルの所まで完成していたことを考えると、今回撮影された車両がM3ツーリング G81のプロトタイプである可能性は高いと言えます。

2022年12月頃に販売を開始するのであれば市販ベースの車両で走行テストなどを行っている時期でもあり、そのテスト走行もテストコースのみならず公道において実施される時期でもあります。

なので公道テストを行う車両が今回のようにたまたまスクープされた、と考えれば自然の流れだと思いますが、写真が写真だけにかなり嘘っぽく見えることも事実。

希望的な観測的な意見を言わせてもらえば、この車両が本物のM3ツーリング G81のテスト車両だったとすればそのデザインの完成度は素晴らしく、想像以上の完成度をしているということが言えそうです。

個人的にはG80型M3セダンもこのG81型M3ツーリングにしてもデザインのポイントはリアのオーバフェンダーだと思いますので、期待通りの迫力のあるボディデザインになっているので現車を見るのが非常に楽しみな1台ということになりそうです。

【引用・参照元】