BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | ミニ・リマスタードではなくクラシックミニを電気自動車として復活させる?

クラシックミニは未だに世界中に多くのファンがいますが、そのクラシックミニを電気自動車として復活させた車がニューヨークモーターショーで発表され、とても話題になっています。

ミニ・リマスタードではなく電気自動車としてのクラシックミニ

ニューヨークモーターショーである意味一番注目を集めた車がこのクラシックミニではないでしょうか?

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以前こちらの記事で紹介したミニ・リマスタードは新品で復元されたボディにリビルトされたエンジン、クラシックミニを彷彿させる内装を最新のインフォメーションシステムで作り上げたモデルです。

現在少量ではありますが生産、開発が行われていると思いますが、価格が1000万円以上とかなり高額。

それでも注文が殺到しているそうなので、やはりクラシックミニは今でも人気の1台です。

しかし、今回ニューヨークモーターショーで発表されたクラシックミニは、リマスタードではなく電気自動車として復活しています。

電気自動車が今後増えると思われる自動車業界ではまさにタイムリーな話題になっています。

このクラシックミニの電気自動車はなぜ話題になるのか?

ここまで注目を集めるのは、電気自動車ならクラッシックミニが再現できるのではないか?という期待感だと思います。

クラッシックミニが最後に生産されてから20年近くが経過しているので、どれだけ程度の良いクラッシックミニが存在していても、それを維持するのは費用と手間がかかります。

しかし、クラッシックミニが電気自動車として復活するのであれば、ミニ・リマスタードよりも安価に大量にクラッシックミニを復活させることができるかもしれません。

そんな期待感がクラッシックミニの電気自動車が注目された利用ではないでしょうか?

クラッシックミニの電気自動車はBMW MINIのプロモーション

このクラシックミニの電気自動車は実はBMW MINIが作ったプロモーション用のワンオフモデル。

つまり販売はされない車になります。

BMW MINIでは現行のBMW MINIをベースにした電気自動車「Miniエレクトリック(仮)」の発売を2019年に控えています。

その「Miniエレクトリック(仮)」のプロモーションの一環として作られたの今回のクラシックミニの電気自動車です。

個人的には「Miniエレクトリック(仮)」よりもクラシックミニの電気自動車の方がインパクトが大きいので、「Miniエレクトリック(仮)」のプロモーションとしては失敗だと思います。

BMWは「ミニ」というブランドの価値を昔からあまり理解していないと個人的には思っています。

理由としては・・・

  • ボディの大型化(安全基準的に仕方がないが)
  • ボディバリエーションの展開の方法

この2つがクラシックミニのファンから嫌われていると思います。

BMWのはローバーからミニのブランドを買い取った訳ですが、クラシックミニを再生する気がない。

クラシックミニのイメージを残しつつ、新しい高級小型車を作り上げただけと思っています。

BMW MINI発売当時はまったく売れないのでは?とも言われていましたが、予想を裏切り大ヒット車になりました。

それがまたクラシックミニのファンからすれば、気に入らないのですが。

個人的には「Miniエレクトリック(仮)」よりクラシックミニの電気自動車に期待してしまう、クラシックミニのファンの1人です。

【引用・参照元】

http://www.motoringfile.com/2018/03/27/world-debut-classic-mini-electric-concept/

https://www.engadget.com/2018/03/27/classic-mini-electric/#/

https://response.jp/article/2018/03/28/307794.html