現行型F56型BMW MINIが2度目のLCI(マイナーチェンジ)を行うことが判明。F56型BMW MINIのライフサイクルは延長されることを意味します。
なぜF56型BMW MINIは2度目のLCIを行うのか?
既に現行型のF56型BMW MINIは1回目のLCI(マイナーチェンジ)を行っていますが、現在2度目のLCIモデルの開発が進んでいる模様。
今回異例となる2度目のLCIを行う理由は、イギリスのEU離脱問題が原因。
BMW MINIの生産はイギリスで行われていますが、そのイギリスがEUから離脱することに伴う関税等の不透明な状況では新たな工場への設備投資を行うのは難しいと判断した模様。
現行型のF56型BMW MINIは概ね2023年頃まで延命するために、商品力の低下を避けるためクロスオーバー系以外の2度目のLCIに踏み切ることが決まった模様です。
また噂では、F56系BMW MINIのハッチバック、4ドア、クラブマンなどにPHV車両を追加する予定があり、ガソリンモデルとPHVモデルのデザインの統一化する狙いもあると言われています。
F56型BMW MINIの2度目のLCIの変更点は?
今回スクープされたF56型BMW MINIの2度目のLCI開発車両では主に前後のバンパー付近に偽装が行われていることから、その部分のデザイン変更が主な変更点になると思われます。
写真のフロント部分にはまだ分厚い偽装が施されていますが、フロントバンパー、グリルが変更されることは明白です。
フロントグリルは従来よりも大型化されるのは、BMWグループの現在のトレンド通りだと思います。
また、フロントバンパーの両サイドの大型のエアダクトがかなり強調されたデザインをされていることから、現状よりもスポーティーなイメージに仕上がるのでは?と思われます。
また、リアバンパーに関しては、マフラー付近のボリュームが増したようなデザインになるようにこの写真からは推測ができます。
よって、F56型BMW MINIの2度目のLCIに関してはスペック的な大幅な向上などはあまりなく、前後のデザイン変更が主な改良点になると予想できます。
また、2度目のLCIに合わせて、クロスオーバー以外の車種へのPHVモデルの追加が大きな改良点として強調されるのかもしれません。
やっぱり皆さんF56型BMW MINIの「アゴ」が嫌いだったんでしょう?
これまでBMW MINIを3台も乗り継いできた私がどうしてF56型BMW MINIを購入しなかったのか?
理由はいくつかありますが、その中の大きな理由がフロントバンパーの「アゴ」が嫌いだったからです。
クーパーは写真のようにスッキリとしたfaceですが、クーパーSになるとバンパー下側のアゴの部分がとっても気になるんですよねえ。
これって最初からどうしてこんなかっこ悪いデザインにしたんだ?とずっと悩んでいました。
たぶん、この「アゴ」が無かったらアバルトを購入せずに、BMW MINI コンバーチブルを購入して可能性が高いです。
今回の2度目のLCIでフロントの「アゴ」がキレイサッパリ無くなっているのであれば、個人的にはBMW MINIの商品力大幅アップだと思いますので、4台目のBMW MINIの購入を検討しても良いかな?って思ってしまうかもしれません。
最近はBMW MINIと言えどもハッチバック以外にもSUVや4ドアモデルなどの選択肢が増えましたが、基本的にはBMW MINIは3ドアハッチバックが基本でしょう!と思っています。
とは言え、私のセカンドカーはオープンカーが理想となりますので、3ドアハッチバックベースのコンバーチブルが第一候補なんですけどね。
BMW MINIの2度目のLCIが非常に楽しみです。
【引用・参照元】
Current MINI Cooper Getting One Last Facelift, Looks A Tad More Mature