今回ホイルを購入する際にBBS LMを諦めてワーク・マイスターM1Rを購入。その差額でミニロードスターの乗り心地改善対策を行うことにしました。
BMW MINIロードスター、カブリオレは乗り心地が悪い

こちらの記事のように右往左往しながらホイルを決めたのですが、そのついでに足回りの補強をしたいと思っていました。
ご存知のようにBMW MINIカブリオレをベースにBMW MINIロードスターやBMW MINIクーペは作られていますが、BMW MINIクーペはともかく、BMW MINIロードスター、カブリオレは屋根がない。
BMW MINIロードスターやカブリオレは一応シャシーに補強が入ってはいますが、それでも屋根付きの車に比べるとボディ剛性は低いです。
ボディがしなることでサスペンションが正確に作動できないのでその分乗り心地やハンドリングに影響があります。
そこで先輩オーナーのみなさんの対策をみて多くの方々が取り付けていたGIOMICのメンバーブレースとCPMを取り付けてみました。
本当はGIOMICのメンバーブレースを前後に取り付けたかったのですが、BMW MINIカブリオレ用は既に生産終了とのこと。
そこで、フロントだけではリアが改善できないのでCPMも同時に取り付けることにしました。
GIOMIC製のメンバーブレースの効果とは?
GIOMICについて
GIOMIC(ジオミック)は、日本を拠点とする車用アフターパーツメーカーで、特にBMW MINIシリーズ向けの高性能パーツを提供しています。
同社の製品は、サーキット走行から日常使いまで対応可能な性能と品質を兼ね備えていることが特徴です。
その中でも、「メンバーブレース」は車体剛性を強化するために設計され、愛車の性能をワンランク向上させるアイテムとして高く評価されています。
MINI特有の「ゴーカートフィーリング」を最大限に引き出す設計がなされており、カスタム好きのオーナーには特に人気があります。
メンバーブレースの効果は?
メンバーブレースは車体下部のサブフレームに装着し、ボディのねじれや歪みを抑える役割を果たします。
この製品を取り付けることで、以下のようなメリットが得られます:
- ボディ剛性の向上
走行中の車体の歪みを抑えることで、ボディ剛性を高めます。これにより、コーナリング時や高速走行時の安定感が向上し、運転の安心感が増します。 - ハンドリング性能の改善
剛性が向上すると、ステアリング操作への応答性が良くなります。ハンドルを切った際の動きがダイレクトに伝わるようになり、狙ったラインを正確にトレースできるようになります。 - 乗り心地の向上
メンバーブレースにより、車体の歪みが抑えられると、サスペンションが本来の性能を発揮できるようになります。これにより、路面からの衝撃が軽減され、快適な乗り心地を実現します。特に、長距離ドライブや荒れた路面でその効果を実感しやすいです。 - 車両寿命の延長
車体の剛性を補強することで、フレーム部分への負担が軽減されます。その結果、車両全体の耐久性が向上し、長く愛車を楽しむことができます。
GIOMICのメンバーブレースは、MINIの持つ楽しさやスポーティな走行感覚をさらに引き出し、より充実したドライビング体験を提供します。
ボディ剛性の向上は、安全性の面でも大きな効果を発揮するため、愛車を大切にするオーナーにとって必須のアイテムといえるでしょう。
CPM製CPM ロアーレインフォースメントの効果とは?
CPMについて
CPM(シーピーエム)は、自動車のシャーシ補強パーツに特化した日本のメーカーであり、高品質な設計と卓越した性能で知られています。
その製品ラインナップは、車両特性を活かしながら剛性を向上させることを目的としており、特に「ロアーレインフォースメント」は多くの自動車愛好家から支持されています。
このパーツは、一般の街乗りだけでなく、スポーツ走行や長距離ドライブでも効果を発揮するよう設計されています。
CPMの技術は精密かつ耐久性に優れており、製品はすべて高精度のアルミニウム素材で作られています。
このため、重量増加を最小限に抑えつつ剛性を向上させるという両立を実現しています。
また、ボルトオン設計のため、専門的な工具がなくても簡単に取り付けられる点も魅力です。
CPM ロアーレインフォースメントの効果は?
CPM ロアーレインフォースメントは、車体のフロア部分に装着される補強パーツで、以下のような効果が期待できます:
- ボディ剛性の向上
シャーシ部分の歪みやねじれを抑えることで、車全体の剛性が高まり、走行時の安定性が向上します。特に、急カーブや高速走行時の安定感が増し、運転がよりスムーズに感じられます。 - ハンドリング性能の改善
剛性の強化により、ステアリング操作がよりダイレクトに伝わるようになります。これにより、正確なコーナリングやライン取りが可能になり、運転の楽しさが増します。 - 乗り心地の向上
ボディ全体が安定することで、路面からの衝撃を効果的に吸収します。その結果、突き上げ感が軽減され、長時間のドライブでも快適に過ごせるようになります。 - 車内ノイズの軽減
ボディの歪みが抑えられることで、フレームや内装のきしみ音が軽減されます。この効果は特に経年車において顕著で、車内環境が改善される点が評価されています。 - 車両寿命の延長
補強によって車体への負担が分散されるため、シャーシや他の部品の寿命が延びます。これにより、車両の長期的な維持コストを抑えることができます。
CPM ロアーレインフォースメントは、ボディ剛性の向上を主眼としながら、快適性や安全性にも大きく寄与する製品です。
MINIをはじめとする多くの車種に対応しており、車両の特性をさらに引き出すパーツとしておすすめです。
高い性能と簡単な取り付けが両立しているため、初めてカスタムに挑戦する方にも最適な選択といえるでしょう。
リジカラも検討しましたが価格が・・・
リジカラも検討しましたが、価格面で断念。部品代金はGIOMICのメンバーブレースとCPMのセットよりもお安いですが、取付工賃が高額になるのとアライメント調整が必須とのことで、軽く10万円コースです。
なので、今回はリジカラは諦めてGIOMICのメンバーブレースとCPMのセットに決定。
GIOMICのメンバーブレースとCPMは取り付けが簡単なので工賃が安いのが魅力。道具があればDIYでもできるとのことでしたが、道具と根性が無いのでショップにおまかせです。
GIOMICのメンバーブレースとCPMの効果は?
これが大正解!運転した途端にボディが固くなったことが私にでも感じられます。
ボディが硬いと乗り心地が悪くなる印象ですが、今までよりも路面が荒れている部分でもボディが暴れる(バタバタする)感じが減少。
しっかりサスペンションが動いている感じで、そこで吸収できない突き上げだけがボディに伝わる感じです。
なので、全体的には乗り心地がかなり改善できました。これはもっと早く取り付けておけば良かったと思うほど乗り心地が変わります。
ハンドリングはまだ試していませんが、明らかに交差点での曲がり方がクイックになっているので、ワインディングを走るのが今から楽しみです。
あえて不満を言えば、ボディ剛性がアップした分、ボディのきしみ音がよく聞こえるようになりました。
ただし、GIOMICのメンバーブレースとCPMを取り付ける前とはきしみ音も変わっています。
以前は幌関係のバタバタするような音が主でしたが、今は幌関係でもメカニカルな音が多く聞こえます。
これは恐らくサスペンションが動いた関係で幌は揺られなくなったけれども、ボディ剛性がアップしたのでボディ自体やボディと幌の結合部分のきしみ音だと思われます。
GIOMICのメンバーブレースの前後取り付けが費用対効果が一番高いと思いますが、BMW MINIロードスターやカブリオレオーナーの場合は、GIOMICのメンバーブレースとCPMの組み合わせが費用対効果が一番高いと思います。
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