2022年10月にBMWから公式に発表が予定されているとされていたBMW M2 G87が完全フルヌードの写真がスクープされ公開されました。

新型BMW M2 G87のデザインは最近のBMMのトレンドと少し違う?

今回の新型BMW M2 G87のフルヌードスクープ写真はこちらのインスタグラムで公開されました。

まずフロント部分ですがベース車両になる2シリーズクーペ G42と同様に単眼のヘッドライトが採用されてはいますが、その他の造形は大幅に変更されています。

まず最近のBMWのデザイントレンドであるキドニーグリルの大型化は行われていないと思われることが1点、さらに通常これまでキドニーグリルには外周部分に縁が設けられていますが今回のBMW M2 G87に関しては外周部分の縁は見当たりません。

その代わりにキドニーグリル部分のボディ側にキドニーグリルを取り囲むような形状の凹凸が見られるのも特徴的であり、最近のBMWのデザイントレンドとは違うように思えます。

新型BMW M2 G87のエアロパーツはガンダムちっく?

リア部分のデザインでひときわ目を引く部分はリアバンパーです。

両端が大きく盛り上がる造形がいかにもガンダムちっくな印象を与えます。

ボディサイズとこのリアバンパー両端の盛り上がりのバランスが悪い(両端の盛り上がりが大きすぎる)と感じるには私だけでしょうか?

それ以外ですとトランクには小さめなリアスポイラーが取り付けられていること、また大口径の4本出しのマフラーが設置されていることから、まさにこれがBMW M社のマシンであることをものがっています。

この写真ではルーフ部分がカーボンのように見えますが、これが標準設定なのか?オプション設定なのか?は不明です。

ちなみにこのボディカラーはザントフォールトブルーという新色のようで水色とグレーの中間的な色合いが特徴であり、恐らくこのザントフォールトブルーが新型BMW M2 G87のイメージカラーになると思われます。

新型BMW M2 G87のタイヤ、ホイール、ブレーキはM4 G82と同一

新型BMW M2 G87のタイヤサイズは19 インチの前輪に 275 mm のタイヤを装着し、20 インチの後輪に 285 mm のタイヤを装着。

これはM4 G82と同じサイズのタイヤということになります。

またブレーキに関してもM4 G82から標準装備のブレーキが移植されますが、残念ながらオプションのカーボンブレーキキットの設定は無いようです。

新型BMW M2 G87は最高出力が450馬力程度になる見込みで、このスペックは先代のBMW M2 CS F87と同等のパフォーマンスを発揮します。

これによってBMWが現在使用している500馬力まで対応可能な6速MTを使用することが可能になり、新型BMW M2 G87には6速MTと8速ATの両方が設定される見込みです。

新型BMW M2 G87の上位モデルとしてM2 CS(CSL)G87も発売か?

今回フルヌードでスクープされたBMW M2 G87ですが、発表後も次々に限定または追加グレードが設定されるかもしれません。

上記の記事のように既にBMW M2 CS(CSL) G87と思われる車両がテストされていることが目撃されていますし、他のBMW M社のモデルに設定されているコンペティションというグレードに関しては未だに情報はありません。

確実に言えることは誰でもお金と長い納期を気にしないのであれば購入できる可能性があるBMW M社最後のピュアガソリンエンジンの6速MTの車両は新型BMW M2 G87であるということ。

ここで確実にBMW M2@無印 G87を確保するのか?そう遠くない将来追加される可能性があるBMW M2 コンペティション G87まで待つのか?一か八かで恐らく限定販売になると思われるBMW M2 CS(CSL) G87で勝負するのか?

どれにするかはかなり悩ましい問題になると思います。

【引用・参照元】